●相手を責めてしまう
「いつも自分を正当化し、相手を責めてばかりいると、ケンカも絶えなくなり、やがてケンカするパワーすらなくなり冷めた関係のほうがラクとなってしまうのです。人間関係の基本は、互いを尊重することだということを忘れてはいけません」
●自分の考え、意見が言えず、自分さえ我慢すれば良いと考えてしまう
「自分を正当化しすぎるのもよくないのですが、何か問題が起こったときに、自分の考えや意見を言わないで、『もういいや…』と、いつもひっこめてしまうのも危険です。自分のなかにどんどんストレスをため込んでしまうので、いつか爆発してしまいます。夫婦で歩む時間は長いです。適度なガス抜きができる関係であることはとても大事です」
以上が“自分たちにも当てはまる”…という夫婦は、早いうちの改善が必要だと高草木さんは話します。
「起こった問題に対して、見て見ぬふりをしてきたり、問題を先送りにしてきたり、きちんと向き合ってこないうちに、夫婦の信頼関係も失われてしまう…。その結果が“仮面夫婦”なのです。一度失った信頼関係を取り戻すことは簡単なことではありません。どうか、そうなる前に夫婦で何度も話し合ってください。普段から会話が多く、コミュニケーションが取れている夫婦は、問題が起こった時でも互いを理解しやすくなります。つまり、相手の話をじっくり聴くことこそが、“仮面夫婦”を回避する方法なのです。まずは、互いを褒め、感謝するところから始めてみましょう。温かい言葉から、自然な会話が生まれますよ!」
夫婦の“信頼関係”は、日々の積み重ねによるものであり、何か問題が起ったときに、まさにその真価が問われるようです。
(構成・文/横田裕美子)
