【徳島】阿波おどり会館では「踊らにゃ損々♪」

【徳島】阿波おどり会館では「踊らにゃ損々♪」

阿波おどり会館のみどころ

徳島が世界に誇る伝統芸能「阿波おどり」を、年間を通していつでも楽しめるようにと、1999年に建てられたのが阿波おどり会館です。徳島駅から徒歩約10分、町の中心部に位置し、市民から愛されている眉山(びざん)の麓にあります。

絶対外せない阿波おどりホールの公演

1番の目玉は、2階にある阿波おどりホールです。これは、阿波おどりを観覧するための専用ホールで客席数は250席、昼間の公演が4回(11:00〜、14:00〜、15:00〜、16:00〜)、上演時間は約40分(¥800)です。

会館の専属連「阿波の風」による阿波おどりの公演で、力強く躍動感あふれる男踊りと優美で艶やかな女踊りのコントラストに魅了されます。三味線や太鼓などの音色に合わせて繰り広げられる踊りは、丁寧に解説され、初めて阿波おどりを見る人も十分に楽しめます。

終盤には、観客も客席で立ち上がって踊りに参加、その中から上手だった観客は舞台に導かれ、記念品を授与されると言うサービスもありました。初めは気恥ずかしく感じましたが、阿波おどりと言えば「踊る阿呆に見る阿呆 同じ阿呆なら踊らにゃ損々」ですから、踊りに参加することを強くお勧めします。実際に踊ってみると見ていたよりもずっと難しいのですが、参加することで数十倍楽しくなりました。夜の公演は有名連が毎日交代で1連ずつ出演、時間は20時からで公演時間は50分(¥1,000)となっています。

歴史と文化を学ぶ阿波おどりミュージアム

ホールでの公演の中でも簡単に紹介されますが、ミュージアム(¥300)では、衣装や小道具なども間近で見学することができます。阿波おどりの歴史から、小道具や衣装の変遷などわかりやすく展示されていて、実際に鳴り物を演奏できたり、VR体験で踊りの臨場感を味わえたりします。

【スポット情報】阿波おどり会館

一度は登りたい眉山

徳島県観光協会

阿波おどり会館の5階が「あわぎん眉山ロープウェイ山麓駅」になっています。「眉山」という山の名は、なだらかな眉の形をしていることから名づけられたと言われています。

標高290mの山頂駅までは、約6分で到着します(往復¥1,030)。山頂からは徳島の市街を一望でき、お天気の良い日には淡路島や紀伊半島まで見えます。夜景スポットとしても人気です。

【スポット情報】眉山ロープウェイ 【スポット情報】眉山公園

お土産が揃う「あるでよ徳島」

徳島県観光協会

1階には、物産コーナーが併設されています。徳島県物産協会が運営するショップで、徳島県の工芸品や特産品がならんでいます。ここでしか手に入らないような阿波おどりグッズから、すだちや柚子、わかめに鳴門金時など徳島を代表する県産加工品なども豊富に揃っています。

【スポット情報】あるでよ徳島

この記事を書いたライターより一言

阿波おどり会館を訪れる前にぜひご覧いただきたいのが、松嶋菜々子さん主演の映画『眉山』です。タイトル通り眉山はもちろん、阿波おどりのシーンも多く、より楽しめると思います。会館内は、別料金になっていますが、お得なセット料金も設定されています。徳島の夏を彩る阿波おどりを年間通して楽しめる阿波おどり会館、徳島を訪れたら必見です。(olive)

配信元: トリップノート

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トリップノート

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