「部屋が片付かない」のには3つのタイプがあった!?

「部屋が片付かない」のには3つのタイプがあった!?

●ラベリングで、片付けをしやすい環境に整える

「適正量がいったん決まったら、場所にラベリングしましょう。ボックスがわからなくなると、整理できなくなってしまいます」

まずは基本的な「整理」「収納」「整とん」のパターンと、正しい順序を知ること。それを繰り返していけば、時間がない人、忙しい人でも「元に戻すだけ」で部屋がスッキリするという。

「コンビニエンスストアが、家の中の理想の状態です。コンビニでは、種類別にラベリングされ、整とんされていて、場所がしっかり決まっています。何か売り切れたら新人のアルバイトさんでもすぐ把握できて、補充できますよね?」

家の中も同様で、例えば「ペンがいろいろな場所にバラバラに置いてあって、何本あるかわからない」状態で、「使える・使えない」だけの区分けになり、どんどん増えてしまうという経験、したことがある人も多いのでは?

無秩序に散らかった家を片付けるのは、けっこう骨が折れるもの。しかし、まずは「適正量」を知ること。そこから、少しずつ種類別に分けながらラベリングしていくことで、リバウンドしない片付けにつながるそう。お試しを。
(取材・文:田幸和歌子 編集:ノオト)

【書籍紹介】
『収納アドバイザーがこだわりぬいた ずっと美しく暮らすシンプル収納の家づくり(正しく暮らすシリーズ)』(ワニブックス)

『取り出し簡単! すっきり片づく 「仕分け」収納術 (美人開花シリーズ)』(ワニブックス)

お話をお聞きした人

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西口理恵子

「インテリアR」代表 整理収納アドバイザー

整理収納・インテリア・美を総合した【美人収納術】を全国にて直接指導している。セミナー・講演の受講者はのべ12,000名超(2017年6月時点)。ブログ「1日1収納」は1日1万アクセス超。