汚れを落とす作業とケアをする作業の2回に分ける
これまでのお話を踏まえ、最後に歯磨きのコツを教えてもらいました。
「プラークを落としたうえで、虫歯や歯周病、着色除去といったそれぞれに特化したものを使うのがもっとも効果的です。まずは、何もつけずに水で磨いて、食べ物のカスやプラークを落とす。その後、仕上げ磨きとして歯磨き粉を使うのが良いです」
また、歯磨き後には何度も口をゆすぎがちですが、じつはあまりゆすがないのがベスト。ゆすぎすぎてしまうことで、せっかくのフッ素も一緒に洗い流されてしまいます。そのため、落とし切らないほうが良いとのこと。
毎日消費していくものだから、歯磨き粉選びってなんとなく適当に済ませてしまいますよね。だけど、何を防ぎたくて歯磨きするのか、歯磨きを通して子どもに何を感じてほしいのかなどを考えるようにすると、その見方も変わってくるのではないでしょうか?
(文・明日陽樹/考務店)
