洗濯洗剤と柔軟剤のタイミングも意識すると◎
最近の洗濯洗剤には、「柔軟剤入り」となっているものもあります。でも、「洗剤と柔軟剤を同時に入れないほうが良い」という声もあるけれど…。
「柔軟剤がすすぎのタイミングで溶け出すようにコーティングされていますが、それでも洗いの時に柔軟剤も溶けだしてしまうことを“覚悟の上で”使うこと。一緒に投入すると、汚れが柔軟剤にコーティングされて洗い流されない可能性もあります。つまり、汚れ落ちに影響がないといえません。両方の効力を最大限に発揮したかったら、洗剤と柔軟剤は別々がおすすめです」
それぞれの家庭で家族構成やタイムスケジュールが違うように、洗剤もその時々で最適なものは変わってくるもの。粉末や液体といった区別だけでなく、「ウタマロ石けん」のようなさらに細かいケアができるものもあります。
また、強い香りが苦手という人も多いものですが、洗濯物を干す時、服を着る時にほんのり香ることで気分が明るくなることもあるので、「好きな香りで選ぶのも一案です」と毎田さんは話します。
「いきなりそれらを見極めるのは難しいですが、『今の自分の家庭』に合うものを選ぶように心がけるだけで、だんだん、使用感やその時々の家庭の状況に合う洗剤が選べるようになります。香りやふんわり感など、好きな仕上がりになるものを探すことを楽しんでみてください」
洗濯って、機械まかせとはいえ、手間のかかる家事ですよね。でも自分に合った洗剤を見つけることができれば、今よりもちょっとだけ洗濯が楽しくなりそうです。
(文・明日陽樹/考務店)
