【メーカーに聞いた!】何を基準にしたらよい?目薬の賢い選び方

【メーカーに聞いた!】何を基準にしたらよい?目薬の賢い選び方

目薬のNGな使い方

目薬の選び方がわかったところで、最後についやってしまいがちな目薬の“NGな使い方”を聞きました。

Q.他人の目薬を使うのは危険というのは本当?

「その通りです。感染症が移る可能性も考えられますし、目薬の使い回しには十分気を付けてください。目薬容器を目に直接触れさせてはいけない、というのは常識になってきていますが、注意していただきたいのが『まつ毛』です。知らない間に『まつ毛』に目薬の先がついてしまうことがありますので、そこから目薬容器に菌がつく可能性がありますので十分注意してください」

Q.一日の何度も点すのは問題ない?

「一日に何回程度点すのがよいかは、目薬によって異なります。『用法・用量』がそれぞれ書いてありますので、それを守っていただきたいと思います。特に不快症状が強い場合は、多く使いたくなりますので注意が必要です」

最近では、「スマホやパソコンの長時間利用が習慣化していることも多く、目の疲れは大きな悩みのひとつになっている」とのことで、1000円以上の高価格帯の目薬も売り上げが好調だといいます。

現代ならではな悩みだからこそ、自分に合った目薬で、賢く向き合っていきたいですね。
(文・明日陽樹/考務店)

お話を聞いた人

ロート製薬株式会社

医薬品・化粧品・機能性食品等の製造販売

1909年に発売された「ロート目薬」が一世を風靡してから100年以上、ロート製薬は、目薬をはじめとするアイケアに関して、製剤や容器、人々のニーズに対し、常に研究をし続けてきました。これからも、時代に合わせて常にアイケア習慣を啓蒙・提案し続けていきます。