湿式ばんそうこうのもうひとつ重要な点 それは使い心地
ばんそうこうを貼るという行為が発生しているということは、ケガで出血等が起きており、急を要する状態。すなわち、スピーディーにストレスなく使えることが望ましいのだけど、各商品を比較するとここにも差異が。
商品別に使い心地の違いを以下にまとめてみました。
(1)「ハイキュアパッド ふつうサイズ」
…パッケージもわかりやすく、貼る面積も広くて使いやすい。1点気になるのは、パッドの柔軟性が強いからなのか、貼る時にニュイ~ンと伸びやすい印象。
(2)「ネクスケア ハイドロコロイド メディカルパッド ふつうサイズ」
…剥がすテープが、表面と裏面、両方に存在していて急いで貼りたい時にはイラっとしそう。パッド全体自体のサイズも小さく、ケガで泣き暴れる子どもに貼る時は大変そうだと感じた。また、自分で自分の指に貼る時も、これは大変そう。
(3)「キズを早くきれいに治す ハイドロコロイドパッド 大きめサイズ」
…小さい子を持つ親は、ばんそうこうをいつも持ち歩いていることも多い。箱ごとカバンに入れていることも多く、その場合、外装はしっかりと閉じられないとカバンの中でばんそうこうが散らかってめちゃくちゃに。この商品は、下の裏側から開封する外装なのですが、上記のような惨状を招きそうであまり機能的とは言えない。
(4)「クイックパッド」
…こちらも上のパッド同様、下から裏から開ける外装でカバンのなかで散らかりそう。パッドも2枚が1シートになっていて、1枚使う時に1枚点線から切り離さなければならないのがやや面倒。
(5)「ケアリーヴ治す力 防水タイプ Lサイズ」
…上・前開けの外装は取り出しやすく、箱も比較的しっかりしている。
(6)「キズパワーパッドふつうサイズ」
…上・前開けの外装は取り出しやすく、箱は今回比較した商品のなかでもっとも厚みのある紙を利用していた。
湿式ばんそうこうの包装にも各社の細かな違いが
比較して気づいたのが、パッド1枚1枚を保存する包装における、ユーザーへの優しさ。例えば下の画像の通り。

「キズパワーパッド」は今回のなかでもっともフレンドリーな設計で、どこから開封すればよいかが「PULL」とわかりやすく書かれているだけでなく、包装を剥がしやすいように爪かきのような切れ込みがあるのが高ポイント。ケアリーヴは切れ込みこそないものの、どこから開くのかわかりやすい。
一方、クイックパッドは初見難解。剥がす部分のフィルムも薄く、指先でフィルム同士を剥がす行為にイライラも覚えました。
「カバー面積」と「使い心地」。これらを2つの観点を総合し、ママテナ編集部員で投票を今回紹介した商品のランキングベスト3は以下の通り!
