でも、適当に洗剤を使うとワックスが剥がれたり、床が白くなってしまったりと思わぬ落とし穴が…! フローリングの掃除に使っちゃダメな洗剤について調べました。

●アルカリ性はワックスやコーティングの敵!
お掃除に大活躍の、水に溶かすとたいていの汚れを落としてくれる重曹やセスキ炭酸ソーダ。スプレーボトルに入れて常備している人も多いと思いますが、フローリングにはこれらアルカリ性のものは基本的にNGなんだそうです。
アルカリ性の洗剤は、油を分解してくれる効果が高いのですが、ワックスやフロアコーティングの主な成分も油。つまり、アルカリ性の洗剤を使うと、せっかく塗ったワックスやコーティングが剥がれてしまうことに!
また、重曹は水に溶けにくいため、溶け残った細かい重曹が、ワックスやコーティングの目に見えない小さなでこぼこに入り込んで、床が白くなってしまうこともあるんだとか。水に溶けにくいから水拭きでも除去しづらく、こうなってしまうと元に戻すのはかなり大変なことに…。
●酸性は木の天敵?
アルカリ性がダメなら、酸性のものなら…とクエン酸やお酢、酸性の洗剤を用意するのもNG。酸は木材を劣化させるそうで、特にワックスやコーティングが薄くなっているときに使ってしまうと、木を傷めてしまうことになってしまうそうです。
また、クエン酸も濃度が濃すぎると溶け残りやすいため、フローリングが白くなってしまう原因になる可能性があるそうです。
