対処法3●とりあえず答える
忙しい時や疲れが溜まっている時、「なんで?」と聞かれても答える余裕がない…。しかし、子どもの質問を無視することだけは避けているようで、適当でも何かしら答えるようにしているママも多い様子。
たとえば「なんで空は青いの?」と聞かれた時。きちんと答えようとしたら「光のうち波長が短いのは『青い光』で、波長が短いほど散乱されやすく、日中は散乱されやすい『青い光』が強調されて、青く見える」(※あくまで例です)といったように、説明に時間がかかってしまうし、それを聞いて子どもが納得できるかどうかもわかりません。
そのため、「神様が空の色を決める時~」といったように、勝手に物語を作って答えるという意見が散見されました。
なかには、構ってほしくて質問攻めをする子どももいるようなので、そんな時に無視されてしまったら、なおさらショックは大きいもの。たとえ正解でなくても、子どもに向き合って答えてあげることが重要なのかもしれませんね。
このように、さまざまな方法で子どもの質問攻めをやり過ごしているママたち。面倒に感じることもあるかもしれませんが、上手に対応すれば、子どもの好奇心を養うことにもつながりそう! 悩んでいるなら、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
