気が散るものを減らす!
朝のリビングは誘惑がいっぱい。テレビ番組に、出しっぱなしのおもちゃ、普段は手の届かないところにしまってある大人用の道具など、着替えをさせようにも、気が散ってしまうものはあちこちにあったりするもの。
子どもは同時にいくつも考えたり、優先順位をつけたりといったことは難しいので、気になるものがあったら意識はすべてそちらに行ってしまい、着替えどころではありません。こういった、着替え以外に気を散らしてしまいそうな要素は、着替え前にしっかり片付けておきましょう。

着替えやすい工夫を
子どもの集中力は長く続かないため、着替えに時間がかかってしまうと途中で飽きてしまい、飽きたことで怒られると着替え自体が嫌いに…。そこで、あらかじめ着替えを嫌がる時期には、着るのに時間のかからない、ボタンや装飾の少ない服を選んであげたりするのも有効です。
着替えに必要な手順を一覧にして、リスト化してあげるのも意外に有効なんだそうです。ひらがなで書いてあげて、一緒に読み上げてあげれば文字の勉強にもなりますし、パジャマを脱ぐ、シャツを着る、ボタンを止めるなど、一つひとつの作業にすれば、子どもも次に何をしたらいいのかわかって、着替えをするモチベーションにもつながります。
