自主性を優先してあげる
無理に着替えさせようとすると、かえって反発してしまうのは、子どもが自分でやりたいと思っているから。時間がないからと怒って無理やり着替えさせるのではなく、余裕を持って着替えを始めさせ、親は「手伝ってあげる」くらいの気持ちで着替えさせると、子どもも納得して自分で着替えをするようになります。
また、3歳くらいになると、服の好みなども出てくるので、ママが用意した服を着させるだけでなく、何着か服を用意して、自分で選ばせたり、服を脱ぐ時に「汗で汚れちゃってるから脱ごうか」と、脱ぐ理由を作ってあげて、自分から脱ぐようにお膳立てをしてあげるのも有効なのだとか。
子どもが着替えを嫌がるのは、着替えの習慣が身につくまでの我慢。それまでは、着替えを嫌がってもむやみに叱ったり無理やり着替えさせるのではなく、自分で着替えを進んでできるように、ママも時間と心に余裕を持って着替えを見守ってあげたいですね。
(文・姉崎マリオ)
