子どもでも食べやすいのはどれ? グミ9種の硬さを測定器で調べました

子どもでも食べやすいのはどれ? グミ9種の硬さを測定器で調べました

グミの硬さは子どもの発育に関係する?

前述のランキングのように、ひと口にグミといっても、硬さはまったく異なるので、ママパパとして気になるのは、子どものあごや歯の発育への影響ではないでしょうか。

硬いものを食べさせないとあごが発達しにくいとか、そんな話は聞いたことがあるけど、グミも硬めの物を選んで食べさせるべき? 『国際人になりたければ英語力より歯を“磨け”』(幻冬舎)の著者である矯正歯科専門医の宮島悠旗さんにご意見をうかがうと、「歯の成長に合わせることが大切です」とのこと。いったいどういうこと?

「歯が生えそろっていない時期やまだ歯の成長途中にあるなかで歯の硬さに見合っていないものを与えると、噛みにくいため、丸呑みしてしまうことが増えるなど、あごや歯の発達に悪影響を与える噛み癖がついてしまいやすいのです。こうした異常えんげ癖は、噛み合わせの不揃いにもつながっていきます。また、2~3歳くらいになれば乳歯も生えそろい、ある程度の硬さのものを噛めるようになりますよ」(宮島悠旗さん)

「ハリボー」や「タフグミ」、「コーラアップ」など、大人が食べても硬いと感じるグミを良かれと思い食べさせていると、子どもによっては、あごや歯の健康を害してしまう可能性があります。

ママが食べるグミは、自分好みの硬さを選んでも大丈夫ですが、子どもの場合は、柔らかいものから与えて、“しっかり噛めているか”、“噛みづらそうにしていないか”など、様子を確認しながら食べさせましょう。
(文・山手チカコ/考務店)

※表示価格はすべてコンビニで購入した際の税込金額です