2.おすすめの掃除機選びで注視すべきポイント
形状と集塵方式を決めたら、次にチェックするポイントは掃除機自体のスペック。特に注意してみるべきは、以下の3つのポイントです。
2-1吸引仕事率
吸引仕事率とは、ようは掃除機がどれくらい吸い込む力が強いのかを数値で表したもので、単位はW(ワット)であらわされます。これはJIS規格にも定められており、市販されている掃除機はどのくらいの吸引仕事率があるかを測定器で調べているのです。
2-2電源
掃除機にはコンセントから給電するモデルと、バッテリーによって駆動するコードレスの2種類が存在します。コードレスタイプはバッテリー性能が年々上昇しており、駆動時間が伸びて吸引力も上がりつつありますが、バッテリーは使うにつれ劣化していくため、だんだんと購入時の性能を出せなくなっていきます。
ちなみに、コードレスタイプの充電池には、リチウムイオンやニッケル水素、ニカドなどの種類があり、リチウムイオン型は小型で軽量であり、継ぎ足しの充電も可能です。
2-3吸い込みヘッドの違い
掃除機本体の吸引力の上昇とともに、掃除機の吸い込みヘッドは進化しています。吸引力が上昇すると、床とヘッドの気密性が上がるため、ヘッドを動かしにくくなるのです。軽い力でもすいすい動かせるようなヘッドでなければ、高い吸引仕事率を活かすことはできません。そこで、最近のヘッドは自走式という、ヘッドのブラシが回転するモデルも登場しています。
3.メーカー別 コードレス掃除機のおすすめ5機種
※参考価格はAmazon公式アカウント掲載商品調べ(価格は常に変動します)
パワフルな吸引力を生み出すデジタルモーターV7を搭載。コード付き掃除機にもひけをとらない吸引力を実装したコードレス掃除機。0.3ミクロンの微細な粒子も99.97%とらえるポストモーターフィルターによって、目に見えない細かなゴミもしっかり吸着してくれます。
わずか1.1kgという軽量ながら、高い吸込仕事率をほこるだけでなく、充電も急速。取り外し可能なリチウムイオンバッテリーを搭載しているため、スペアのリチウムイオンバッテリーを充電しておけば連続の掃除も可能。
パワフルスマートヘッドやミニパワーヘッド、ほうきブラシ、マルチすき間ブラシなど、多彩なオプションが付属しており、様々な場所の掃除シーンで活躍できる。掃除機は引いたときに吸引力を発揮するが、独自のパワフルスマートヘッド[シンクロフラップ]と強力吸引によって、押しても引いてもキレイを実現した。
すでに生産終了していながらも人気の根強い商品。掃除をしているとヘッドが入り込めない細い家具のスキマなどにイライラすることもあるが、この商品は手首をくるっとひねるだけでヘッドがI型に変身。わざわざ専用ノズルに切り替えずとも、シームレスで細い場所の掃除も可能で、掃除効率が大幅に上昇する。
ヘッド内の空気の渦によって床面のゴミを巻き上げて吸い込むサイクロンストリームヘッドを採用。また、ほこり感知センサーが搭載されており、ほこりの程度に合わせて自動で掃除機のパワーを制御。自動で消費電力の最適化が行われるため、電池が長持ちしやすいのが特徴。
