6.ドラム式洗濯機選びのポイント
ドラム式が縦型洗濯機に比べて優れている点は、乾燥機能の充実。乾燥機能には、ヒーター式とヒートポンプ式の2種類があり、それぞれ乾燥機能に差異があります。
ヒーター式とは?
乾燥器内に設置されたヒーターによって、洗濯物の水分を乾燥するというもの。蒸発した水蒸気は水によって冷やされ水滴にして排水するという仕組み。このため、洗濯時だけでなく乾燥時にも水が必要になるほか、乾燥温度は高めで衣類の種類によっては傷めてしまう。
ヒートポンプ式とは?
乾燥器内に設置されたヒートポンプユニットという部品が熱交換した熱で、衣類を乾燥させる方式。乾燥時には水が不要であることから、省エネと節水を両立可能。乾燥の温度は65~70度程度と少々低めなので衣類を傷めにくい。
7.ドラム式洗濯機の各メーカーオススメモデル
10kgという大容量に対応しながら、スリムな幅を実現した人気のモデル。支持される理由は、サイズだけでなく、その機能にもあり。たとえば、アイロンがけなしで着られる仕上りになる「風アイロン」や、洗濯槽の見えない部分の汚れを落としてくれる「自動おそうじ」など。家事をとことん楽にしてくれる追加機能が人気のゆえんです。
洗濯洗剤や柔軟剤を洗濯物の量に合わせて入れるのは少々手間。しかし、この機種はあらかじめそれらを専用のポッドに入れておけば、洗濯物量に合わせて適切な量を自動的に投入してくれるから手間いらず。除菌やニオイとりなどの洗濯目的や、汚れものやおしゃれ着など洗濯物に合わせて、洗剤溶液の温度を自動敵に調整、さらに、泡立てることによって洗浄能力を高める「温水泡洗浄」機能を搭載しており、汚れだけでなくニオイの原因となる菌もスッキリ洗い落としてくれる。
一般的な防水パンの上にも設置できるコンパクトドラムを採用したことで、サイズをコンパクトに抑え、ドラム式洗濯機=大きいという常識を覆したアイテム。温度、水位、振動、重量、4つのセンサーを搭載することによって洗濯物の状況をしっかり把握し、省エネ・節水運転を可能に。また、ドラム式のなかではかなり静音モデルでもある。
直径1マイクロメートル未満のごく小さな気泡によって洗浄する「ウルトラファインバブル洗浄」機能を搭載。ドラム型は、さらに温水で洗剤の効果を高める「温水ウルトラファインバブル洗浄」機能も搭載しており、洗浄力が増している。その他、大風量によって洗濯物のしわを伸ばし、ふんわりと乾かしてくれる「ふんわリッチ乾燥」も搭載しており、梅雨時にはうれしい!
8.二槽式洗濯機の選び方とポイント
最近では選択肢が少なくなってしまった二槽式洗濯機ですが、二槽式洗濯機は洗濯容量に比例して価格は高めになる傾向があります。
また、二槽式洗濯機のなかには、洗濯とすすぎまでは自動で行える半自動の製品と、完全にすべて手動で行う製品があるので、せめて洗濯とすすぎの手間を減らしたいという人は半自動の製品を選びましょう。
9.二槽式洗濯機の各メーカーオススメモデル
すすぎまでを自動でやってくれる、半自動系の二槽式洗濯機。汚れをしっかり落とすつけ置き洗い自動サイクル機能を搭載。洗濯と脱水すすぎの同時進行も可能。
大きなダイヤルつまみがどこか懐かしさを感じさせる。水流・排水切替やタイマーを簡単に切替できる。
脱水槽はステンレス製で、抗菌パルセーターを搭載。生活な水で衣類の選択が可能。また、洗剤の力を引き出す「つけおき洗いタイマー」を実装しているほか、ウールなどのデリケートな衣類に洗濯を可能とした「ソフト洗いモード」など、機能面も充実している。
まとめ
家電量販店に行くと、ついついデザインやブランドで選んでしまいがちな洗濯機も、細かく見るとかなり機能面に違いがあることがよくわかります。まずは自分の家庭の生活スタイルを見つめなおして、あなたにおすすめな洗濯機を見つけ出しましょう!
