【使い方とお手入れ法大全付き】各メーカー別!エアコンおすすめ機種比較

【使い方とお手入れ法大全付き】各メーカー別!エアコンおすすめ機種比較

エアコン掃除を自分でやる方法

まずは、お手軽な自分で掃除をする方法について。各エアコンのパーツ別にご紹介します。(※各掃除方法は一般的なエアコンを参考にしています)

フィルターの掃除方法

オモテ面・ウラ面をそれぞれ掃除機で吸い取り、大きなホコリを吸い取ったら、シャワーで水をかけながら、いらない歯ブラシでこすると細かい目に詰まったホコリもキレイにとることができます。

たくさん詰まったホコリを温床に、カビが生えてしまった場合は、漂白洗剤などを吹きかけ、カビをしっかり退治した後、残った水分をしっかり乾かしましょう。

熱交換器(アルミフィン)の掃除方法

柔らかいブラシアタッチメントなどを装着した掃除機で、フィンの向きに沿って付着したホコリなどを吸い取る。

吸い取った後は、市販の熱交換器(アルミフィン)用洗剤を吹きかける。落ちた汚れはドレンホースを通して外に排出されますが、まれにエアコン室内機の下にも垂れ落ちてくるため、掃除する際は室内機の下にいらないタオルを敷いておくとベター。

ルーバーの掃除方法

ルーバーはもっとも外側に出ているため、一番掃除しやすいパーツ。ホコリやカビは柔らかいブラシなどを使ってしっかりと落とした後、薄めた中性洗剤をしみこませた付近を割り箸などにくるんだものでキレイにふき取ってあげると良いでしょう。細かい部分は綿棒なども利用しましょう。

エアコン掃除をじぶんでやる前の注意点

エアコン掃除を自分でやる場合、まず注意したいのは感電。掃除をはじめるまえに電源コードを抜き、30分程度放置した後に掃除を行うようにしましょう。

セルフvs.プロ エアコン掃除の違いは?

一方、最近ではエアコンのクリーニングサービスを行っているハウスクリーニングの業者も増えてきました。プロの業者とセルフでは、掃除にどのような違いがあるのでしょうか?

エアコンを隅々まできちんと掃除しようとすると、パーツをすべて分解し、掃除が必要な部位を丸見えにする必要があります。エアコン掃除になれている人ならばその分解作業も問題ありませんが、不慣れな場合は分解したものの元に戻せなくなってしまうという危険性も。エアコン掃除のプロの業者は様々なタイプのエアコン掃除に対応してきた実績から、エアコンの分解にも慣れており、その点心配がありません。

また、エアコン清掃は汚れた洗剤や水が周囲に飛び散りやすいことから、あらかじめビニール袋やテープで養生する必要があります。養生に不慣れで自信がないという人は、プロの業者に依頼したほうが良いでしょう。

エアコン掃除をプロの業者に依頼するメリット

もう1点、プロの業者に依頼するメリットとして、安全性が上げられます。特にエアコン掃除で注意したいのが、電源周りの部品。セルフでエアコン掃除を行った結果、電源近くに洗剤溶液が残ってしまい、それが原因でエアコンが発火するという事故も発生しています。
製品の評価、分析を実施する製品評価技術基盤機構(以下NITE)によれば、平成21年~25年度に起きたエアコンの発火件数(272件)のなかで、洗浄液や結露水などが原因で発火した事例は全国で35件もあるということ。

しかも、こういった事故はエアコン掃除を行った直後ではなく、数週間~1年後など、時間が経ってから発生するというから注意が必要です。

セルフの掃除で安価に済ませたい気持ちはやまやまですが、もしも自信がなければ、プロの業者に依頼したほうが安心・安全なのです。