
『おやすみ、ロジャー』(飛鳥新社)
日本だけでなく、世界的に人気の“おやすみ絵本”である『おやすみ、ロジャー』。きょうだいたちは眠ってしまったにもかかわらず、ひとりだけ眠れないうさぎの男の子・ロジャーが主人公の物語です。「あくびじさん」や「かたつむり」、「ふくろう」がロジャーにすぐに眠れる秘訣を教えてくれるという、内容的にも寝かしつけにピッタリの『おやすみ、ロジャー』に頼るママやパパは多い様子。
物語としてももちろん楽しめるのですが、じつは心理学に基づいた子どもが眠くなるような仕掛けが散りばめられているんです!
「言葉や文を強調する」、「ゆっくり静かな声で読む」など細かい指示があるため、慣れるまではママも大変かもしれませんが、寝かしつけの時間がグッと短縮すると評判なので、試してみる価値あり!
『おやすみ、エレン』(飛鳥新社)
『おやすみ、エレン』は、先述の『おやすみ、ロジャー』に続く、“魔法のぐっすり絵本”の第2弾。こちらも心理学に基づいたもので、うさぎではなく、ゾウのエレンが主人公です。
エレンと一緒に森の中を冒険する途中にエレンの友だちと出会っていき、森を抜けたところにあるベッドで疲れて眠る。多少の違いはあるものの、内容は『おやすみ、ロジャー』に近いかもしれませんね。
『おやすみ、ロジャー』は絵が苦手という人も多いのですが、『おやすみ、エレン』はよりポップになっていて、その点も人気の理由のようです。
