
否定語ではなく、具体的な言葉で
子どもがいたずらや危険なことをしそうになったとき、思わず出てしまう「ダメ!」という言葉。しかし、まだ言葉に含まれる意図をくみ取ることができない子どもにとって、「走っちゃダメ」「騒いじゃダメ!」と言われても、じゃあどうしたらよいのか? となってしまい、結局元通りに…。そうならないように、否定する言葉は極力具体的に、お願いする形で伝えるのがよさそう。
「走っちゃダメ」ではなく、「滑りやすくて人が多いから、転んだりぶつかったりしないようにゆっくり歩いてね」と、走ってはいけない理由と、どうしたらよいのかを具体的に示してあげれば、ただ否定をするよりも効果は格段にアップするようです。
ぬいぐるみやキャラクターの言葉で
ママの言葉は子どもにとって聞き慣れすぎているため、ちょっとした指示でも嫌がられてしまうことも。そこで、ぬいぐるみを使って「ご飯をお箸で挟めるかな?」「おしっこできたかちょっと見せてくれるかな?」と、子どもの好きなぬいぐるみや人形などになりきり、お願いする形で話しかけるようにすると、これまで嫌がっていたことも、すんなり聞き入れてくれることが多いのだとか。
