
湿気が革バッグに与える影響って?
さっそく本題に入りたいところですが、まずは革バッグに想定されるトラブル例をおさらいしておきましょう。
【革バッグに想定されるトラブル】
・カビ
・ニオイ
・型崩れ
・粉をふく
・べたつき
これらのトラブルを未然に防ぐポイントを3つにまとめました。
ポイント1●雨に濡れた時の対処法
「雨に濡らすのはよくない」とはわかっているものの、突然の雨など、どうしても避けられないことってありますよね。しかし、雨に濡れたまま放置しておくと、水分が革バッグの内側まで浸透してしまい、型崩れの原因になることもあるそう。
革バッグは、外側は革でできていても、内側は紙やボール紙、スポンジなどで作られていることが多いため、水が内側に入り込むことで脆くなってしまう可能性が…。内側が脆くなると型崩れや粉がふく原因になるといわれています。
もし雨に濡れてしまった場合、すぐに乾いた布で出来る限りの水分をふき取りましょう。擦るようにすると色落ちや傷みの原因になることもあるので、軽くたたくようにすると◎。なかにはドライヤーを当てて乾かそうとする人もいるかもしれませんが、それは傷みや劣化につながるので、おすすめはしません。普段から防水スプレーで予防しておくのも有効ですよ。
