ポイント2●革バッグの保管方法
いくつも革バッグを持っていたり、革以外の素材のバッグを使ったりする人は、クローゼットにしまっていることが多いと思います。でも、梅雨の時期は、クローゼットの中も湿度が高くなりがちで、保管場所として完璧とはいえないかも。
特に「型崩れしないように」と、購入時についてきた箱に入れて保管しているという人は要注意。箱の中は通気性がよくなく湿気が逃げてくれないため、カビやニオイ、べたつき の原因になることがあるのだとか。
使っていない革バッグも、定期的に風通しのいい場所に出してあげる、汚れが気になるなら不織布で包む、乾燥剤(除湿剤)を利用するなど、湿気がこもらないよう工夫してあげて。
ポイント3●使用する際の注意点
バッグによってマチの広さはさまざま。マチが広いとついついたくさん物を入れたくなってしまいますが、詰め込みすぎると型崩れや破損の原因に。
食事と一緒で、バッグの中も“八分目”を目指すといいかもしれませんね。
革バッグは安いものばかりではないし、きっと思い出もあるはず。より長く使い続けるためには、使っていない時でも愛情を持ち、手をかけてあげることが大切です。
(文・三軒茶屋すみ子/考務店)
