かぼちゃの甘みがほっとする一杯

「完熟栗かぼちゃのポタージュ」は、栗かぼちゃの中でも特にコクと甘みに優れる”赤皮栗かぼちゃ”を使用した濃厚なポタージュ。
見た目もきれいな黄色で、飲んでみるとかぼちゃのほっこりとした甘さがおいしい! 味は濃厚ですが、冷製なので重たくなくさらりと飲めます。クセもなく、今回試してみた3つの中で、もっとも子どもが好きそうな味だと感じました。
トマトの酸味×チーズのコク×クリーミーな牛乳

「トマトのポタージュ」は真っ赤な完熟トマトとモッツァレラチーズがとけこんだ、夏にぴったりなポタージュ。
一口飲んでみると、トマトの酸味と牛乳のクリーミーさが一緒にやってきました。先に飲んだ2つは、全体的にクリーミーな味にまとまっているのですが、このトマトのポタージュは酸味が加わっており、やや好みが分かれそうな印象…。モッツァレラチーズも隠し味というより、比較的しっかりとチーズの風味を感じます。低脂肪や無脂肪のさっぱりとした種類の牛乳の方が、トマトの爽やかさと相性が良いのではないかと思いました。
すべてのポタージュに共通して、おいしく飲むコツは、よーくかき混ぜること。粉末が溶けたと思いきや、底に残ってしまっていることがあったので、20秒ほどしっかり混ぜると上手にすべて溶かすことができました。
「クノール カップスープ 冷たい牛乳でつくる」シリーズは、すべて1箱3袋入り。私はスーパーで、1個あたり税抜158円で購入できたから、お値段もリーズナブルです。ご紹介したほかに、甘さのピークで収穫したスーパースイートコーンをすりつぶした「コーンポタージュ」、えだ豆のおいしさをミルクとブイヨンが引き立てる「えだ豆のポタージュ」と、どれも気になるものばかり。「暑くて食欲がない!」ときには、冷製ポタージュを試してみてくださいね。
(文・古川晶子/ディライトフル)
