ボトムスは色を絞る!
一方、ボトムスはほとんどが、基本色。トップスに比べ、少ない数のボトムスは色々なものと合わせやすいように、服の基本色(白、黒、グレイ、紺、アイボリー、ベージュ、茶、カーキなど)を多くの人が選びます。逆に、ボトムスが、基本色よりも、「キレイ色」ばかりある人は、買い揃え方を見直す必要があります。基本色がメインになるように買うときに気をつけるだけで、毎日の着こなしが楽になります。トップスと違い、ボトムスは色数を基本色に絞ることがコツです。
黒系の人は黒ばかり、茶系の人は茶系ばかりと意外と決まった色ばかりを持っている人が多いので、その偏りをうまく利用。同じ基本色ならなんでもOKではなく、できるだけ、「グレイ系」(白、黒、グレイ、紺)か「ブラウン系」(アイボリー、ベージュ、キャメル、茶、カーキ)のどちらか一方に絞るようにしていきます。
コーディネートのコツ

ボトムスの色をグレイ系かブラウン系かに絞ったら、そこにあわせるトップスの色を選択します。この色の選択の際に役立つのが「パーソナルカラー」の色分け。パーソナルカラーはいろいろな色が春夏秋冬の4つのグループに分類されたものです。本来は、似合う色に合わせて使うものですが、「似合う」だけでなく、普段のカラーコーディネートに利用することもできます。
グレイ系のボトムスが多い人は、「夏」や「冬」のグループのトップスを合わせるのがおすすめ。ブラウン系のボトムスが多かった人は「春」や「秋」のトップスでコーディネートすると、不思議とまとまりのいいおしゃれなカラーコーディネートが出来上がります。
このように、色に注目してみると、そこから自分の好きな色の傾向、処分すべきもの、足らないものが見えてきます。買いグセの改善にもつながりますので、ぜひ活用してみましょう。
