決め手は「割合」と「量」!コーデ日記をつけると服を断捨離やすくなる

決め手は「割合」と「量」!コーデ日記をつけると服を断捨離やすくなる

日記からわかる、自分の好みとファッションの傾向

さて、一週間、あなたは実際にはどんな服を着ていましたか?たとえば、どんなに好きで、似合ってもアイロンがけの嫌いな人は、コットンや麻のシャツの出番はどんどん減っていき、ほぼ着ていないことがわかると思います。代わりに、実際にはどんな服を着ているか観察してみると、カットソーやニット、ポリエステルのシャツなどアイロンがけの必要のないものを着ているはずです。「スカート 何日」「パンツ 何日」「セーター 何日」という具合にどんなアイテムを着ていたか割合を出してみると、持つべき服の割合も見えてくると思います。もしもパンツばかりだったら、スカートを買うときは一呼吸。スカートが流行していて、憧れて買っても、1~2回着て、いつのまにか着なくなってしまうのが目に見えています。

つまり、コーディネート日記で実際に来ていた服が、あなたの便利服。ライフスタイルに合っているものです。それを自分に似合う、今の流行に合ったあった、ちょっとおしゃれなものに少しづつかえていきましょう。そうすれば、タンスの肥やしにならない、出番の多い服が増えていきますよ。

お話を聞いた人

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岩井ますみ先生

イリデセンス

大学卒業後、アパレルメーカー、スイス系商社勤務後、1992年よりカラーコーディネーターに。1993年、独立して「色と香りの生活提案 イリデセンス」を主宰。2014年より、40代以降の女性を中心にした「大人のおしゃれレッスン」を開講。また認知症予防専門士の資格を生かし、認知症予防活動「おしゃれで脳トレ」の講演、地域に根ざした活動「いきいき生きがいプロジェクト」にも力を入れている。