毎日のお掃除の中で股関節と肩甲骨を動かす② 窓拭きムーブメント
続いて、窓ガラスを拭く動きでも「春痩せ」に挑戦してみましょう。
窓ふきは、何も意識しなければ腕に力に頼りがちです。ポイントは「肩甲骨」から動く意識を持つこと。できれば先ほどの「足の付け根」も一緒に動かせるとさらに効果的です。

1.窓拭きをするとき、雑巾をもっている方の手腕を、肩甲骨から動かすよう意識してみます。肩甲骨で手をバイバイするように動かすと上手くいきます。
2.同時に、雑巾を持つ腕を下げる時に、脚の付け根をまっすぐ持ち上げる(ヒップを上げる)ようにすると更に効果的です。(脇がつぶれる)
もっと効果的にしたい方は、エアコンを1℃下げましょう
実は痩せるための体のスイッチは、体温にあります。温度が高く体が温かいと感じるうちは代謝を上げなくても体温を保てますが、温度が下がると体は困るので、代謝を上げてエネルギーを燃やそうとします。そうすると脂肪を燃やすスイッチが入るのです。春になったからといって肌寒さを感じない、暖かすぎる環境にいると、「春痩せ」の体のスイッチがなかなかONにならない可能性も。エアコンを1℃下げて、肌寒さを感じてから自分の体を動かしてあげるとさらに効果が高まるかも知れません。
今回ご紹介した「意識して体の動かした方を変える」という方法です。お掃除に限らず、キッチンに立つ時も、駅の階段の昇降の時も、いつでもどこでもできることです。ぜひ、いろんな場面で活用してみてくださいね。きっと今より「痩せやすい体」が手に入るはずですよ。
