友達とのトラブル!親は後方支援を
子どもが4歳になると、幼稚園や保育園などに通いだし、周りとの交流も増えるのではないでしょうか。ただ、はじめての集団生活で、子どもは戸惑うことがいっぱいです。うまく遊べるときもあれば、友達とトラブルを起こしてしまうケースもあるでしょう。そのようなとき、ママとしては、我が子の交流関係をサポートしてあげたいですよね。ここでは成長につながる友達関係の作り方をご紹介していきたいと思います。
友達と遊ぶときの注意点
4歳ぐらいの年齢は、子どもの動きが活発になります。友達と一緒に遊ぶと、楽しさで周りが見えなくなりがちですが、そのようなとき、思わぬケガにつながるケースもあるでしょう。したがって、ケガをしそうな行動をしているときは、しっかり注意してあげることが大切です。それは、友達とケンカが起きそうなときでも変わりません。幼いときは、ケンカで手が出てしまうこともあります。ケンカ自体はすぐに止めてあげた方が良いでしょう。「その行動をしたら相手がどうなるか」をきちんと諭してあげましょう。もちろん、その行動をした理由もセットで聞いてあげることが大事です。
一方で相手に意地悪された、相手に叩かれたなどの場合、子どもが自分でトラブルを乗り越えられたら、それは大きな成長につながります。なので、まずは子どもに当時の状況や「そのときにどう思ったか」をきちんと聞いてあげましょう。そして、子どもが自分ひとりでできそうな対処法を、一緒に考えていくのです。その子と仲良くできそうであれば、仲直りを促す。相性が合わなそうであれば、他の子と遊ぶようにする。保育園や幼稚園の出来事であれば、先生に相談する方が良いでしょう。先生がうまく取り計らうだけで、状況が良くなることも多いです。
ただ、すべてのケンカに親が立ち入るのも考えものです。それが子ども同士の仲直りのきっかけを奪う恐れもあるからです。よって、状況に応じては、子ども同士での解決を見守ることも必要でしょう。
4歳の「伸ばす」取り組み

4歳から始める習い事
習い事をはじめるメリットのひとつとして、子どもの成長の促進があります。習い事によって、子どもの成長を探ることができ、好きを楽しみながら個性も伸ばせます。なお、習い事は、子どもが興味をもつものが良いとされます。それは、子どもが習い事を楽しめれば、継続がしやすく、達成感や自信をもちやすくなるからです。4歳ぐらいの年齢は、体験した分だけ、吸収が速いとされます。ママとしては、いろいろなことを我が子に体験させてあげたいですね。
基本的には、子どもがやりたい習い事をさせてあげるのが一番です。ただ、子どもによっては、特に希望がないケースもあるかもしれません。そこで、ママとしても「とりあえず何かを習わせたい」のであれば、「水泳」「体操」など、身体を使う習い事が良いでしょう。水泳や体操は、どちらも基礎体力がつくスポーツです。よって、それらを習うことで、健康的に身体が鍛えられます。もし、我が子の元気がありあまって困っているのであれば、スポーツで発散してもらいましょう。
また、勉強系の習い事が良い場合は、「英語」がおすすめです。英語は、小学校でも必修科目化が進んでいます。幼少期から英語で遊んでおくと、英語を”楽しいこと”として捉えやすいですよ。また、学習系の習い事では「幼児教室」も人気が高いです。幼児教室では、日常生活を送る上で必要な文字や数字、社会性などを教えてくれます。これらの能力を幼少期から身につけることで、集団生活にも馴染みやすくなるでしょう。
習い事の選択肢として、やはりまずは「子どもの興味があること」を最優先させるべきでしょう。興味があることと、嫌々やらされることでは、取り組む姿勢が異なるからです。ただ「じゃあ子どもがやりたいことは何でもやらせるべきか」というと、お金の問題で難しいケースもあると思います。また、子どもが4歳児の場合、親の送り迎えは必須です。よって、習い事は親の負担が少ない時間や距離にしなくてはいけません。このような家庭の事情を考慮しないと、せっかく習い事をはじめても継続が難しいです。まずは子どもが興味をもつ習い事をいくつか聞き出し、見学や体験会に参加させるのが良いでしょう。その後、子どもの感想や、お金・距離・時間などを考慮して、習い事を決めてください。
