誰でも美味しい煮卵を作れる!作り方とアレンジのコツ特集!

誰でも美味しい煮卵を作れる!作り方とアレンジのコツ特集!

煮卵を使った簡単な料理

そのままおかずとして食べてもおいしい煮卵は、簡単な料理と組み合わせても味の変化を楽しむことができます。また、いつもはゆで卵を使う料理を煮卵を使った料理に変えるだけで、新しい味の発見につながることもあるでしょう。煮卵を使ったアレンジは、おかずのマンネリ化を防ぐのにも大活躍です。子供からお年寄りまで大人気の煮卵をいろいろな料理と組み合わせて、ご飯や弁当のおかずとして活用してみてはいかがでしょうか。

巾着煮卵

巾着煮卵は、半分に切った油揚げの中に生の卵を落とし込み、口を爪楊枝で留めてから煮汁で直接煮ます。卵が油揚げからはみ出さないように、煮ている間は巾着に触れず、落し蓋などをして煮ると均一に火を通すことが可能です。この場合、黄身を半熟にするのは難しいため、しっかり煮て味を染み込ませてもいいでしょう。しょうゆの代わりにめんつゆを使ったり、砂糖を少し足したりしても油揚げに合う味付けになります。巾着煮卵は油揚げに煮汁がたっぷり染み込んでいて、ぱさぱさしがちなお弁当のおかずにもぴったりです。前日に作っておけるのも、忙しい朝には嬉しいですね。

煮卵入りのポテトサラダ

いつものポテトサラダに煮卵を加えると、ちょっと変わった和風ポテトサラダにすることができます。作り方はまず、じゃがいもとニンジンをゆでてつぶし、スライスしたキュウリと混ぜ合わせ、大きめに刻んだ煮卵を加えましょう。そして、最後の味付けはマヨネーズだけでなく煮卵の汁も加えることでより和風な仕上がりになります。大人向けのおかずなら、刻んだみょうがや大葉などを加えてもいいでしょう。いつものポテトサラダの味が劇的に変化して、お酒のおつまみにもおすすめです。子供用なら、スライスチーズをちぎって加えると卵とのコンビネーションが抜群です。

煮卵のトースト

煮卵が余ったら、トーストと組み合わせて朝ごはんにすることもできます。食パンにマヨネーズを薄く塗って、その上にスライスした煮卵を並べましょう。さらに、好みで細い絞り口でマヨネーズを絞り出し、こしょうを振ったらトースターで焼きます。焼き加減は上にかけたマヨネーズに少し焦げ目ができて、煮卵がまだ半熟状態がおすすめです。煮卵の黄身の半熟具合とマヨネーズがマッチして絶妙なおいしさです。ひと手間かけて、食パンを先に少しトーストすれば、カリカリの食感も加わってさらにおいしくなるでしょう。

煮卵を使った人気の高い定番料理

煮卵を使った料理には、いくつもの定番料理があります。煮卵がメインというわけではなくても、煮卵が入っているか入っていないかで料理を食べる時のテンションも変わってきます。煮卵入りが定番とは知っていても、今までついめんどうで煮卵を省いてしまっていた人も、簡単な煮卵の作り方とコツをマスターすることで、これからは煮卵が欠かせないメニューになるかもしれません。

ラーメン

ラーメンは、煮卵と言えば一番に思い出す人も多い定番中の定番でしょう。なるとやメンマ、ネギなどと一緒に煮卵が乗っているだけで、一段と食欲も湧くもの。しかし、ラーメンを作る度に煮卵を最初から作るのは面倒で、ついゆで卵で代用してしまうことも多くなりがちです。煮卵の作り置きができればいいのですが、実は煮卵はそれほど賞味期限が長くなく、冷蔵庫で3~4日程度です。ですから、煮卵を使ったほかの料理を作るときに多めに煮卵を作っておいて翌日のラーメンに流用したり、前日の時間があるときに漬け込みまで準備しておいたりするといいでしょう。

豚の角煮

豚の角煮にも煮卵がつきものです。煮卵を添えることによって豪華な印象になり、おもてなし料理にもなるでしょう。豚の角煮に添える煮卵は前もって味付けをする必要はなく、ゆでて冷やした卵を豚の角煮の汁で味付けすることができます。長く煮込むと黄身が固まってしまうため、数分程度煮汁に入れて味がついたらすぐに盛り付けるか、時間を置いて食べる場合には煮卵を別の容器に取り分けて豚の角煮の煮汁に漬けておいてもいいでしょう。とろりとした煮卵の黄身が柔らかい豚肉に絡まって一層おいしさが増す食べ方です。

冷やし中華

冷やし中華にはゆで卵をトッピングするという家庭も多いかもしれません。しかし、ゆで卵の代わりに煮卵をトッピングするとより風味が増しておいしくなります。一般的に冷やし中華のトッピングといえば、薄焼き卵やキュウリ、ゆで鳥の千切りなど特に味付けしていないものが多く、たれに絡めて食べるものです。でも、そこに煮卵を加えると味にバリエーションが生まれるとともに、半熟の卵の黄身がさっぱりしたたれに溶けて濃厚さと風味が増します。さらに、煮卵と相性のいいマヨネーズを一緒にトッピングしてもコクがでて、いつものさっぱりした冷やし中華とは違った味わいを楽しめるでしょう。