誰でも美味しい煮卵を作れる!作り方とアレンジのコツ特集!

誰でも美味しい煮卵を作れる!作り方とアレンジのコツ特集!

手軽なおかずになる煮卵のアレンジレシピ

煮卵は味付けを変えることで煮卵自体をアレンジすることもできます。基本の煮卵はしょうゆを使った和風料理ですが、基本の漬け汁に何かを加えたり、全く違う漬け汁を使ってみたり、アイディア次第で洋風・中華風にすることも可能です。また、料理があまり得意でない人も、市販のたれなどを活用することで、簡単にアレンジを楽しむことができるのも魅力の一つです。アレンジのコツを覚えたら、自分だけのレシピにもぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

洋風の煮卵

洋風の煮卵は、漬け汁に白ワインとローズマリーなどを加えて作ります。卵のゆで方は基本の煮卵と同じです。そして、漬け汁の材料は、めんつゆ(40cc)、水(大さじ1)、白ワイン(大さじ1)、みりん(大さじ1)、酢(大さじ1/2)、ローズマリー(1本)です。漬け汁は白ワインのアルコールを飛ばすため、ゆでた卵を入れる前に一度鍋に入れて一煮立ちさせたあと、粗熱をとってから使いましょう。半日以上漬けることでよく味がしみておいしくなります。ほかにもいろいろなハーブを加えて香りの違いを楽しんでみるのもおすすめです。

くんせい風味な煮卵

煮卵を作る際に「燻製しょうゆ」を使うと、くんせい風味な煮卵を作ることができます。「燻製しょうゆ」とは、文字通りしょうゆを燻製にしたもので、しょうゆの代わりに使うことで料理に燻製したかのような風味を加えることができる調味料です。くんせい風味な煮卵を作る際には、基本の煮卵のしょうゆを「燻製しょうゆ」とこんぶつゆで置き換えましょう。すると、まるで煮卵自体を燻製にしたかのような深い味わいが加わり、普通の煮卵の一段上をいく高級感ある味わいになります。くんせい風味な煮卵はそれだけで十分な存在感があり、お酒のおつまみにもおすすめです。

中華風の煮卵

煮卵を中華風に仕上げるには、漬け汁にとりガラスープの素を加えてみましょう。漬け汁の材料は、しょうゆ(1/2カップ)、水(1/2カップ)、砂糖(大さじ3)、酒(大さじ2)、とりガラスープの素(少々)、にんにく(1片)です。にんにくを潰し、これらの材料をすべて小鍋に入れ、沸騰したら弱火にして2分ほど煮詰めて火を止めます。完全に冷めたらゆでた卵を漬けて味を染み込ませればできあがりです。甜麺醤を少量加えてみても、味にコクと変化がでます。中華風煮卵はそのままおかずの一品として食べてもおいしいですし、冷奴のトッピングにしてもいいでしょう。

ピリ辛の煮卵

ピリ辛味がお好みの人は、キムチを使ったピリ辛の煮卵がおすすめです。基本の煮卵の漬け汁にキムチの素を入れる方法のほかに、濃縮タイプのキムチ鍋の素を使うのもお手軽です。キムチ鍋の素には出汁や調味料が入っているため、そのままでおいしいピリ辛煮卵の味付けに使うことができます。作り方は、基本の煮卵の漬け汁の代わりに濃縮キムチ鍋の素を使うだけです。好みによって砂糖を加えるとマイルドな味わいになるでしょう。ピリ辛の煮卵は、ビールのおつまみや冷やし中華のトッピングにしても大人の味わいがでます。

うずらの煮卵

うずらの卵を使った煮卵も試してみたい一品です。うずらの卵は小さいため半熟に仕上げるのは難しいですが、味が染み込みやすいうえに滋養も豊富。特に、鉄分がレバー並みに含まれているため、貧血気味の女性におすすめです。うずらの煮卵を作る際には、少し味を変えて生姜やみそを加えてみるのもいいでしょう。うずらの卵はゆでる段階や味をつける段階でどうしても中まで火が通りやすいため、初めから水煮のうずらの卵を使ってもお手軽です。前日の夜に漬け汁につけておけば、お弁当の具材としても重宝します。

まずは半熟の煮卵を作ってみよう

煮卵は作り方の要領を覚えればアレンジもしやすく、老人から子供まで人気のある料理です。まずは家にある道具や材料で、上手に半熟卵を作るところから始めてみましょう。コツはゆでる時間と冷やす時間を守ること、ゆでたらすぐに氷水につけること、卵は常温にしてからゆでることの3つです。この3点さえ守ればきっとおいしい半熟卵ができるでしょう。あとは好みの味付けで、トッピングやおかずとして自分好みのアレンジを楽しんでみてください。