バストの構造・バストの形が崩れる原因とは?
【バストの構造】
バストは主に皮膚・乳腺・脂肪・大胸筋・クーパー靭帯で形成されてます。クーパー靭帯は、大胸筋と乳房の間で網状となって乳腺や脂肪を支え、きれいな丸みを作り保つ重要な存在です。バストの約90%が脂肪組織でできているため、柔らかさや大きさなどの形に影響します。
バストの形が崩れる原因は、加齢とともにバストの構造が変化することが関係していると言われています。
【妊娠、出産によるバストサイズの変化】
女性のライブイベントのひとつの妊娠・出産。母乳を与えるためバストが大きくなりますが、共にクーパー靭帯の負担も大きくなります。授乳時に赤ちゃんにバストを引っ張られることや、妊娠から産後にかけてバストサイズが急激に変化することでも、クーパー靭帯が伸びてしまい乳房を支えられない状態になりやすいです。
【加齢によりバストを支える力が弱くなる】
バストが膨らみを増す成長期から20代前半にかけて乳腺が発達します。しかし、年齢と共に乳腺は萎縮し、脂肪の割合が増えることでバストの重みが増して垂れやすくなります。またバストは揺れなどの刺激を受けるとクーパー靭帯が伸びやすく、クーパー靭帯は一度伸びたり切れたりすると元の状態に戻れず、美しいバストの形を保つのが難しくなると言われています。さらに加齢とともに皮膚の弾力も低下してバストの垂れに繋がりやすくなります。

バストの形が悪くなる4つの生活習慣
バストの形が悪くなる原因は、加齢によるものだけでなく、日ごろの生活習慣も大きく影響していると言われています。
【姿勢が悪い】
猫背で背中が丸まったり姿勢が悪かったりすると血液やリンパの流れが悪くなります。姿勢を保つための筋肉も衰え、バストを支えることが難しい状態になります。
【食事制限ダイエットと栄養の偏った食事】
食事制限ダイエットや栄養バランスの偏った食事は、身体に必要なエネルギーや栄養不足に陥ります。それにより、女性ホルモンの分泌が低下し、バストの脂肪が減り、形崩れに繋がります。
【睡眠不足】
人間の皮膚や筋肉は寝ている間に作られていると言われています。睡眠不足では成長ホルモンの分泌が妨げられ、ホルモンバランスが崩れやすくなります。
【身体の冷え】
身体が冷えると、体内の血流が悪くなり、バストに十分な栄養が届きづらくなります。バストの血流が凝り固まり脂肪が硬くなると、「クーパー靭帯」の力が弱まってしまいます。また、砂糖などには身体を冷やす性質があり、バストが硬くなる原因と言われています。甘いものの食べすぎも注意が必要です。

