運動会やピクニックでも使える!傷まない詰め方の注意点
運動会やピクニックでは、たくさんの人数分のお弁当が必要になりますよね。おかずも主食も量が多いので、下手すると同じ色のおかずで1つのお弁当箱が埋まってしまうなんてことも。そこで、大容量の場合の詰め方のコツもマスターしましょう。
また、行事や行楽でのお弁当は暑い日中に屋外で保管する事もあるので、きれいに詰めるだけでなく傷まないための対策も必要になります。衛生面で安全に傷まない詰め方のコツもご紹介しますので、あわせて実践してみてくださいね。
大容量をきれいに詰めるコツ
大人数分のお弁当には重箱や大きなお弁当箱を使いますよね。空間が大きくて、きれいに隙間なく詰めるのはなかなか難しいものです。そこで、きれいに詰めるために仕切りを活用しましょう。
十字や対角の仕切りで直線的に仕切ったり、小さな紙コップなどを利用して丸型の容器を並べれば仕切りで雰囲気も変えられます。紙コップに1人分のおかずを入れてお弁当箱に並べれば、食べる時にそのまま取り出せておかずに触れず衛生面でも安全です。
仕切りがあれば、お弁当箱が大きくても小さな区画ができるので、詰め方の基本ルールを使いいつものように詰めてくださいね。仕切りで隣り合うおかずとは色が変わるようにして彩りよく詰めましょう。

ご飯は、俵おにぎりや小さめのおにぎりをつまみやすいように並べると、見た目もきれいで食べやすくなります。おにぎりならラップやおにぎりラップ、サンドイッチならパン用ペーパーで個別にくるめば雑菌が付きにくくなるので、傷まないで安全に食べることができおすすめですよ。

傷まない詰め方
運動会やピクニックのための行楽弁当が傷まないように詰めるコツは、温かいおかずと冷たいおかずなど温度差のあるものをくっつけて詰めないことです。温かいおかずが冷めたり、反対に冷たいおかずが温かくなることで雑菌が繁殖しやすい環境にならないようにしましょう!
ご飯や主菜と、フルーツやサラダは別の容器に分けて入れるようにすると、保管場所も分けられれるのでより傷まず安全性が増します。ひとつのお弁当箱に詰めたい時は、仕切りで離れた区画に入れるようにしたり、厚みのあるおかずカップや紙コップを使って直接触れないようにしましょう。
かなり気温が上がり暑くなる季節には保冷剤も積極的に活用して、傷まない安全なお弁当でエネルギーを補充し、しっかり行事を楽しみましょう!
(文・藤巻かな江)
