介護ベッドのメンテナンス
介護ベッドでは、背上げや高さ調整を行うアクチュエーター部分から異音が出ることがあります。
原因は、アクチュエーター伸縮部分の潤滑不足。
ここに潤滑剤を塗布する必要がありますが、スプレー式の油を安易に吹きかけるのはNG。
推奨されるのは、グリース状の固形潤滑剤を必要箇所に塗る方法です。
とはいえ、ベッドによって対処法が決まっていたりするので、必ず取扱説明書に従いましょう。
また、手元スイッチや電源コードの配線が露出したり、無理にコードを引っ張って断線したりする場合もあります。
そうならないうちに、気づいた段階で業者に相談することが大切です。
併せて読みたいコラム:福祉用具の使い方キホンのキ (介護ベッド編)
エアーマットのメンテナンス
床ずれ予防に使われるエアーマットには、ポンプ内部にフィルターが付いている機種があります。
ここにほこりが溜まると空気の送りが弱くなり、マットの効果が十分に発揮されません。
最近はフィルターレスの機種も増えていますが、該当するモデルではフィルター掃除を忘れずに行いましょう。

