年末の大掃除!やる?やらない?いつやる?

年末の大掃除!やる?やらない?いつやる?

平安時代から!?意外と古い大掃除の歴史

そもそも、大掃除はなぜ存在するのでしょう。歴史をたどると、平安時代の「煤払い」に行き当たります。江戸時代には年中行事としてすっかり定着し、一家総出の大仕事だったようです。かまどや灯明などに付着した黒い煤(すす)はもちろん、悪い気を払う意味もありました。

大掃除を年中行事として考えると、「やっぱりやったほうがいい」と思うか、「行事ならむしろ気兼ねなく割愛!」と思うか?もちろん、いずれも不正解ではないでしょう。また、やるにしても「どこまでやるか」はポイントのひとつ。「徹底的に!」と思えばストレスにもなってしまいます。

となると、安全な選択肢は「ほどほどにやる派」?見える部分の片づけなど「本格的にはやらないが、周囲や本人がやった満足感を得られる」程度なら、万事丸く収まるかもしれません。結局はキモチの問題かも。

価値観が見える!?たかが大掃除、されど大掃除

「やる・やらない」「いつやる」を考え始めると、普段の生活スタイルや価値観が意外に反映されてしまう大掃除。また、ルーツを知れば日本の文化を再発見するきっかけにもなります。どうせやるなら作業として嫌々こなすより、生活スタイルを改善する手がかりとして、プラス方向に活用してみたいですね。何事も考え方ひとつです!