
バストのエイジングとブラジャーの役割を知ろう
今回は、ワコール 総合企画室 広報・宣伝部 宣伝・PR課の髙橋理沙さんにお話を伺いました。

ワコール 総合企画室 広報・宣伝部 宣伝・PR課の髙橋理沙さん
「ブラジャーの選び方をお話する前に、女性のバストのエイジングについても、ぜひ知っていただければと思います」と髙橋さん。以下はバストの変化を表した図です。
バストの加齢変化ステップ

(画像提供:ワコール)
「一概には言えませんが、主に30代後半頃からエイジングが始まり、徐々にバスト下部がたわみ、外に流れ、バスト自体が下がってきます。一度変化すると元には戻りませんが、ご自身のバストの状態に合ったブラジャーを選ぶことで、バストを美しく見せることができます」
さらに、日常のシーンに合った正しいブラジャーを選ぶことで、より美しいバストを保つことにもつながるそう。
ブラジャーの主な役割は【バストの揺れを軽減すること】【バストラインを美しく見せること】の2つ。この目的に沿った選び方をお伝えします。なおブラジャーには、大きく分けて「日中用」「運動用」「就寝用」の3種類が存在します。今回はこの3つのシーンで、どんなブラジャーを選ぶべきかを解説していただきました。
日中用のブラジャーの選び方

日中用ブラには、「フルカップ」「1/2カップ」「3/4カップ」「ノンワイヤー」などの種類があります。バストのサイズが合っていれば、基本的にどれを選んでも構わないそうですが、ノンワイヤーのホールド力はやや気になるところ。
「ノンワイヤーのブラジャーには、『S・M・L』といった大まかなサイズ展開のものと、『B70』など、カップ数とアンダーバストで表されたサイズのものがあり、後者はノンワイヤーでもホールド力が高いタイプが多いです」

ワコールから発売されているノンワイヤーブラジャー「SUHADA ONE」
「たとえば、ノンワイヤーブラジャー『SUHADA ONE』(上記写真)は、カップ数とアンダーバストでのサイズ表記になっており、締めつけ感を軽減しつつ、しっかりとバストを支えてくれます」
ワイヤーの代わりに使われているのは、前中心部に内蔵されたマイクロフレームという小さな樹脂フレーム。実際に触ってみると、バストが十分に安定しそうなことがわかります。多少動きを伴う日中でも、安定感があるタイプのノンワイヤーブラなら安心ですね。
ブラジャーは使い分けることが大切で、自宅で過ごす休日などは、よりつけ心地が軽いS・M・L展開のノンワイヤーブラジャーを選んでもOKとのこと。
