老後貧乏にならないためには3000万円必要?
多くの方が老後に不安を抱き貯蓄をしているようですが、老後に必要になるお金はどのくらいなのでしょう。
専門家によると、60歳以上の夫婦がひと月に必要な生活費は約28万円となり、60歳までに約3000万円の貯蓄を作っておくことが“老後貧乏”を回避するためにも重要とのこと。
しかし、3000万円という金額はあくまでも年金受給までの不足分を補う「つなぎ」の役割。実際にはもっと多くのお金が必要になる可能性もあります。
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貯金をするためにすべきことは?
もしも35歳から60歳までの25年間で3000万円を貯めようとするなら、毎月10万円を貯金しなければなりません。それなりの収入がある独身者であれば可能かもしれませんが、子育て世帯で年収400万円ほどだと、毎月10万円を貯金にまわすのは…。
少しでも貯金額を増やすためには、日々の管理が重要になると専門家は指摘します。お金の管理の基本である家計簿をしっかりつけ、お金の使い方の見直しをする必要があるそう。
しかし、やみくもに生活を切り詰めればいいというものではなく、“メリハリ”が重要になるのだとか。
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「老後に不安がある」「貯金ができない」という方は、今回紹介した記事を参考にして、今一度自分のお金の使い方を見直してみましょう。
(文・奈古善晴/オルメカ)
参考:金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査(二人以上世帯調査)」(2019年)
