おみくじの吉凶の順番を知ってる?短文に込められた意味を読み解こう

おみくじの吉凶の順番を知ってる?短文に込められた意味を読み解こう

おみくじ以外でも運試しを

運勢を占うのはおみくじだけではありません。ちょっと変わったスポットで運試しをしてみませんか。

宮崎県 運玉

断崖で運試しに挑戦できるのが宮崎県の鵜戸(うど)神宮です。太平洋の荒波が作り出した奇岩・怪礁に圧倒されるでしょう。

『鵜戸さん』と親しまれ、特に安産や育児にご利益があるといわれています。

波打ち際には、主祭神を生んだ母神の『豊玉姫(とよたまひめ)』が乗って来たとされる『霊石亀石』という岩があります。

その亀石の上にはくぼみがあり、ここに『運玉』と呼ばれる石を投げ入れるのが『運玉投げ』です。男性は左手、女性は右手で投げ、くぼみにうまく入ると願いがかなうという言い伝えがあります。

亀石までは距離があるため難易度は高めです。かなえたい願い事がある人はチャレンジしてはいかがでしょうか。

島根県 鏡の池

島根県の八重垣神社は、須佐之男命(スサノオノミコト)とその妻である櫛名田比売命(クシナダヒメ)が主祭神の神社です。

縁結びにご利益があるとして人気を集めています。境内にある『鏡池』で簡単に縁占いができますよ。

和紙を浮かべて小銭をその中心にそっと置きます。早く沈むと良縁が近く、なかなか沈まないと縁が遠いそうです。

和紙が『鏡池』の上を漂い、沈んだのが近い場所なら身近な人物と、離れた場所なら遠方の人物と縁があるといわれています。和紙は社務所で売っているので手ぶらで大丈夫ですよ。

京都府 おもかる石

全国には不思議な力を持つといわれる石がたくさん存在しますね。京都の伏見稲荷大社には占いができる『おもかる石』があります。

伏見稲荷大社は1300年以上の歴史があり、全国の『お稲荷さん』の総本宮として京都に鎮座する由緒正しき神社です。商売繁盛・五穀豊穣・万病平癒・学業成就・安産などにご利益があるとされています。

背の低い灯篭が二つ並んで立ち、その奥にそれぞれ置かれているのが『おもかる石』です。どちらの石でも効果は同じなので、空いている方に進みます。灯篭の前に立ち、願い事を心の中で念じましょう。

念じ終わったら『おもかる石』を持ち上げます。想像していたよりも「軽いな」と思えば願いが成就し、「重いな」と感じれば願いはかないにくいという結果だそうです。

あくまで占いの結果なので、一喜一憂しすぎないようにしましょう。

まとめ

おみくじは手軽にできる吉凶占いですが、かつては政治の世界でも使われるような神聖な物でした。時代の移り変わりで重要性が薄まったとはいえ、神の意志を聞くという点は現代でも変わりません。神仏に感謝を伝える神社仏閣では、必ず参拝した後におみくじを引くようにしましょう。

初穂料を払う・指定された場所におみくじを結ぶといったルールはきちんと守るのが鉄則です。結果だけにとらわれず、今後の生活に生かすことを意識してみましょう。

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