人気ブログから学ぶ収納術|憧れの北欧シンプルライフと私サイズの暮らし

人気ブログから学ぶ収納術|憧れの北欧シンプルライフと私サイズの暮らし

まどなおさん流収納で実現するシンプルで気持ちいい暮らし

ブログ「いつでも、HOME」

【ブログ紹介】
「まどなお」さんが運営する、作り付けの収納空間が少ないという建売住宅の悩みを様々なアイデアで解決する人気の収納ブログ。スッキリ収納だけでなくおしゃれな家づくりができるとファンが多い。

ライブドアブログランキング「雑貨・インテリア」カテゴリ7位。にほんブログ村ランキング「北欧インテリア」カテゴリ8位(2019年12月)、「片付け・収納」カテゴリ9位(2019年12月)の人気ブログ。

まどなおさんプロフィール|少ない収納空間でもすっきり暮らすアイデアが得意

写真提供/まどなお

【お名前】まどなお

【プロフィール】
1983年生まれ。兵庫県在住、2児の母。整理収納アドバイザー1級。小さな建売住宅の購入を機に、ブログ「いつでも、HOME」をスタート。「小さい家でも自分の好きな場所にできる。収納が少なくても子どもがいてもすっきり暮らせる」をコンセプトに、気持ちよく暮らすための収納をはじめとした暮らしの工夫を提案し、人気ブログに。

無印・100均・ニトリなどの身近なアイテムを使った、取り入れやすくアレンジしやすい収納が読者の支持を得ている。

ブログ「いつでも、HOME」

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【著書】 「アイデアノートで普通の部屋がなぜか可愛くなる(KADOKAWA)」

【著書】 「いつでも「きれいな部屋」になる 片づけベタでもできるやさしい収納(大和書房)」

子どもがいても共働きでもキレイが続く!|気持ちいいシンプルライフ

赤ちゃんや小さな子どもがいたり、共働きなどで整理収納に十分な時間と手間をかけることができないこともありますよね。ここからは、そのような場合でもキレイが続く収納アイデアをまどなおさんにお伺いしました。

赤ちゃんのいる生活はオープンラックを活用!

赤ちゃんのいる生活は、ケア用品やスタイなどの小物といったベビーグッズが一気に増えますよね。種類も多いうえに赤ちゃんのお世話は待ったなしですから、すぐに手に取れる場所へ収納することが必要です。散らかりがちなおもちゃの収納も悩みの種になりがちですが、そのすべてをオープンラックの活用で解決します!

(1)ベビーグッズ収納

ベビーグッズ収納には、長く使えるシンプルデザインのオープンラックがおすすめ。

写真提供/まどなお

上の画像でまどなおさんが使っているようなオープンラックは、デザインがシンプルナチュラルで飽きがこず、リビングなどにあっても雰囲気を壊さないので長く使えますよ。赤ちゃんのうちはベビーグッズの収納として使い、幼稚園時代には制服や鞄などの幼稚園グッズ収納に、大きくなっても学用品収納や本棚として使えるので本当におすすめ。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/9602315.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/33711409.html

【使っている商品】
無印良品「ポリエステル綿麻混・ソフトボックス・長方形」
無印良品「重なるラタン長方形バスケット中」

(2)おもちゃ収納

子どものおもちゃは成長にともなって種類や量がどんどん変わりますよね。兄弟がいればそれぞれの好みでも変わっていきます。

そんなおもちゃの収納も、オープンラックならボックスや引き出しを組み合わせることで、大きいおもちゃから小さいおもちゃまで対応することができますよ。

写真提供/まどなお

収納するアイテムの内容によっていろんなパターンで収納することができ、上の画像のように、一部を本棚にするという使い方も可能です。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/16336081.html

(3)ウェットティッシュと箱ティッシュ

赤ちゃんや幼児との食事はとにかく汚れる!食べこぼしたり食器を倒したり、手づかみ食べや遊び食べ…。落ち着いてキレイに食事することはできませんから、とにかくウェットティッシュと箱ティッシュの出番が多いですよね。

これらは食事の時にすぐに手に取れる場所へ置きたいものですが、テーブルの上では邪魔なうえに子どもがいたずらして余計に散らかってしまうこともあります。そこでおすすめなのがまどなお流の浮かす収納!

写真提供/まどなお

上の画像のように、100均のマグネットを使ってテーブル裏に取り付けるとサッと取れてテーブルの上で邪魔にならず、子どものいたずらも防げますよ。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/32531451.html

共働きの生活はセルフ家事しやすい収納を!

共働きの場合はなかなか整理収納にまで時間を取ることが難しいですよね。やろうやろうと思いつつ、日々の出来事に時間を取られてしまいます。そこで、スッキリ空間の維持と家事の時短両方がかなう、家族みんなが参加できる片付け・収納アイデアをご紹介します。

みんながラクに楽しく暮らしながら家の中もすっきりして、家族時間も増えるなど良いことばかりのアイデアなので、ぜひ試してみてくださいね。

(1)キッチンづくり

お玉やフライ返しなどの毎日使うキッチンツールは、サッとすぐに取り出せるように収納しましょう。まず、キッチンツールを使う頻度により1軍(よく使うもの)と2軍(たまに使うもの)に分けて混ぜないように収納します。

写真提供/まどなお

まどなおさん宅でも、以前は上の画像のように1軍と2軍のキッチンツールを混ぜて引き出しに収納しており、取り出しにくく不便だったそうです。

写真提供/まどなお

そこで、キッチンツールを1軍と2軍に分けてから1軍を上の引き出し、2軍をキッチンカウンター下の大きな引き出しに立てて収納としたところ、上の画像のようにスッキリ見やすく取り出しやすい収納に!

1軍のキッチンツールは引き出しがスカスカに見えますが、余裕を持たせた収納にすると他のツールをよけずに取り出せて時短になるので、たくさん入れないのがおすすめ。料理家事時短のコツは、使いやすいキッチンづくりが第一歩ですよ。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/9602442.html

【使っている商品】
無印良品 「磁器ベージュキッチンツールスタンド」

そして、子どもにも自分でできる事はどんどん自分でしてもらいましょう!

写真提供/まどなお

まどなおさん宅では、上の画像のように子どもの手の届く高さに子ども食器を収納しています。こうすることで、子どもが自分でお茶碗にご飯をよそったりコップを出したりと配膳ができますよ。

写真提供/まどなお

食事中や遊んでいる時に何度も言われる、子どもの「のどが乾いた!」に対応するのは結構大変ですよね。家事や食事の途中で何回も冷蔵庫に立たねばならず、落ち着いて食事もできませんし地味に疲れるものです。

そこで、まどなおさん宅では上の画像のように小さな卓上ポットとコップをテーブルに用意して、お茶を子どものセルフサービスに!これなら冷蔵庫にまだ手が届かない子どもでも自分でお茶を飲む事ができますね。こんなかわいい卓上ポットなら、子どもも喜んで自分でやってくれそうです。

逆に子どもに手に取ってほしくないキッチン雑貨は、ラックなどを使って電子レンジ上のスペースなど少し高いところにしまいましょう。ラップ類は刃で怪我したり、いたずらで引き出したりするのを防止するために、子どもの手の届かないところに収納するのがおすすめです。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/37527474.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/33190617.html

(2)子どもの衣類や園用品

子どもも幼稚園くらいになると、お着替えや身支度が自分でできるようになりますよね。子どもが使いやすい収納にして、朝の身支度は思い切って任せましょう!

まどなおさんは、ベビーグッズ収納でご紹介したオープンラックを子供の成長に合わせてそのまま園用に。子どもが楽に手が届く高さのかごの中に通園鞄や園服を収納して、身支度がそこで完成するようにしていますよ。

洋服の収納も子どもの使いやすい高さで、仕切りケースなどを活用した立てる収納をすることで、子ども自身が選んだり出したりしやすいように工夫しましょう。

【参考ブログ記事】

https://folk-media.com/1512834

https://kurashinista.jp/articles/detail/53127

(3)日用品の収納

「あれはどこ?」「あれ出して!」と言われなくても、家族が自分でできる収納作りをしましょう。

みんなが使う日用品や文具類は定位置を決め、ケースにラベルを貼って分かりやすくするとよいですよ。

写真提供/まどなお

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/18369016.html

【使っている商品】
ニトリ 「収納ケース Nインボックス クウォーター」
ダイソー 「積み重ねボックス シリーズ」
無印良品 「ポリプロピレンケース引出式 横ワイド 薄型・薄型2個

アパートなど収納空間が限られていてもスッキリ!

アパートやマンションなどで収納スペースが限られていても、家族が快適に過ごせる収納術をご紹介します。

家族が共同で使う玄関と洗面所。羽毛布団やクリスマスツリー・お雛様などの季節の品物。収納スペースが限られていると苦労するこれらの収納を、まどなお流収納アイデアでスッキリさせましょう。

(1)玄関が狭い場合の収納術

アパートなどで玄関が狭くてもおしゃれな空間作りをあきらめたくないですよね。家族もお客様も通る玄関がスッキリすれば、家が明るい印象になりますよ。

写真提供/まどなお

まどなおさん宅でも、上の画像のように玄関が広い方ではなく、玄関小物をどのように収納するか試行錯誤されたそうですよ。

写真提供/まどなお

そんな工夫のひとつ目が上の画像。壁に付けられる収納家具で壁面を有効活用するアイデアです。お買い物や幼稚園送迎など、毎日のお出かけに便利なトートバッグをかけておけば、お出かけ準備が楽ですよね。

写真提供/まどなお

工夫の2つ目と3つ目も壁に付けられる家具を利用しています。上の左の画像のように飾り棚を付けることで鍵などを置くトレイが置けるだけでなく、お香や飾りのインテリアを置けるようになり、玄関が便利で雰囲気のある場所に!

上の右の画像では、鏡を取り付けています。全身鏡は置くタイプだと玄関や部屋で場所をとりますが、このように壁に付けるタイプならスッキリ。玄関なら出かける前に全身コーディネートの最終チェックができますよね。

【使っている商品】
無印良品 「壁に付けられる家具 棚」
     「壁に付けられる家具 ミラー」

写真提供/まどなお

日焼け止めやシューケア用品・折り畳み傘など、玄関に置きたい小物の収納も狭い玄関だと悩みどころですよね。まどなおさん宅でも、上の画像のように以前は靴箱にそのまま置いていて見た目も使い心地も悪かったそうです

写真提供/まどなお


そこで、上の画像のように無印良品の「ファイルボックス1/2」を使って、これらの小物を整理収納したところスッキリ!とても使いやすく、収納力もアップしたそうですよ。

写真提供/まどなお

こちらはあると便利な収納のご紹介です。上の画像の白いボックスに何が入っているか分かりますか?実はマスクなんです!マスクは花粉症や風邪の季節など、出かける時にサッと手に取りたいですよね。

付け忘れ防止のためにも玄関に置いておきたい小物ですが、パッケージのまま置いておくとナチュラルシンプルな雰囲気に合わなかったり、場所を取ったりします。このようなおしゃれな白いケースに入れておけば、雰囲気を壊すことなく玄関に置いておけますよ。

写真提供/まどなお

この山崎実業のマスクケースはマグネットシートが付いているので、上の画像のように玄関ドアに貼り付けることも可能!壁面を活用した収納にできるうえ、取る時に下からサッと取り出せるのでとても優秀なアイテムですね。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/34168277.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/25612894.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/39036127.html

【使っている商品】
山崎実業 「tower マスクケース」

(2)洗面所が狭い場合の収納術

洗面所は家族が毎日何度も使う場所ですが、アパートなどは洗面台だけになっていたり十分な収納スペースがないこともありますよね。そのような場合は、洗面台下のスペースが貴重な収納場所。収納用品を上手に活用してスペースを使い切りましょう。

写真提供/まどなお

まどなおさん宅でも、上の画像のように洗面台下のスペースをフル活用!引き出しの深さが異なるボックスを上手に重ねてピッタリ収めているほか、ファイルボックス収納の上のスペースに突っ張り棒で吊るす収納を作って上下のスペースを使い切っていますよ。

洗面所下の収納は引き出しを入れるとぐんと使いやすくなり、小物のほかにタオルなど洗面所ですぐに取り出したいものを入れておくことができます。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/9602974.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/9602431.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/30471148.html

【使っている商品】
無印良品 「ポリプロピレンケース 引出式 浅型・深型」

(3)押入れの収納術

押入れはアパートなどでは貴重な収納場所。収納力アップやスッキリ収納がかなう以下のアイデアで、スペースを有効活用しましょう。

羽毛布団などオフシーズンの布団収納は場所を取るのが悩みの種ですよね。まどなおさん宅では押入れの一番上に収納していますが、上の画像のように見ためがスッキリとならず、取り出しにくい収納でした。収納には100均の不織布製羽毛布団ケースを利用していましたが、高いところに収納するには合わなかったようですね。

写真提供/まどなお

そこで収納ケースをIKEAのSKUBBシリーズに変えたところ、上の画像のようにとてもスッキリ!取っ手が付いているので高いところにあっても出し入れがラクラクです。収納場所にあった収納用品を使うのはとても大切ですね。

写真提供/まどなお

上の画像はまどなおさん宅の押入れ下段の収納。引き出しケースを活用してスッキリ収納していますが、扉式のふすまがあるので、前にモノがあるとそれをどかして扉を開ける必要があり出し入れがしにくかったそうです。

写真提供/まどなお

そこで思い切ってふすまを取り払い、ロールスクリーンを設置したのが上の画像。これで取り出したい時にすぐに引き出しを開ける事ができるようになり、急な来客の時は目隠しもできるように!他のインテリアとも雰囲気がマッチして、お部屋全体がおしゃれになりましたね。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/9603010.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/30756822.html

【使っている商品】
IKEA 「SKUBB 収納ケース シリーズ」

(4)季節ものの収納術

スペースが限られていても、クリスマスツリーやひな人形などの季節の飾りつけはあきらめたくないですよね。まどなお流の収納術で上手に収納し、季節ごとの暮らしを楽しみましょう。

写真提供/まどなお

上の画像は、まどなおさんの季節の飾り収納です。購入した時のケースをそのまま積み上げて収納すると、ケースの大きさがバラバラなので無駄なスペースができたり、何個もケースを出し入れしなくてはならず大変。そこで画像のように場所に合わせた収納ケースに統一して、まとめて入れておけば出し入れ回数も少なくなりますよ。

写真提供/まどなお

この収納ケースは、上の画像のようにまどなおさん宅のクローゼット上スペースにピッタリフィット。このように、収納場所に合ったケースにまとめて入れておくのがコツですよ。ラベルを付けて分かりやすくしているのもポイント。

【参考ブログ記事】

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/28371718.html

http://itsudemo-home.blog.jp/archives/36695294.html

素敵な暮らしをあきらめない

ここまでは、まどなおさん流収納術をご紹介しました。忙しい・小さな子どもがいる・収納場所が少ない、そんな場合でも家の中を素敵な空間にできる収納アイデアがたくさんありましたね。

家族の数だけ状況は違いますが、散らかりがちな状況でもアイデアを活かせばおしゃれな部屋作りは可能です!ぜひこの記事を参考に素敵な暮らし作りをしてみてくださいね。