そもそも、なぜ冬場は洗濯物が乾きにくいの?
話題の出来事のQ&Aをウォッチするコラムによると、洗濯物が早く乾くための条件とは以下の3つだそう。
温度:高い
湿度:低い
風速:強い
冬場は湿度が低くなる一方、温度(気温)も低くなることで「飽和水蒸気量」(空気中に保持できる水分量)が少なくなります。気温5度の飽和水蒸気量は、25度の3分の1以下です。つまり、気温が低く飽和水蒸気量が少ない冬場は、洗濯物が乾きにくい環境なのです。
早く乾く干し方のコツ4つ!
基本中の基本ですが、外干しはできるだけ気温の高い日中に済ませましょう。そして、より乾きやすい干し方を心がけます。
【コツ1】洗濯物同士を密着させない

洗濯物が密着していると湿気が逃げにくくなるので、できるだけ離しましょう。
角ハンガー(四角の枠に洗濯バサミが複数ぶら下がっているもの)なら、すぐ隣の洗濯バサミを使わず1個おきに干すなどします。また、外側に厚手の乾きにくいものを、内側にナイロン製などの乾きやすいものを配置しましょう。
【コツ2】ズボンなどポケットがあるものは裏返して
ズボンなどはポケットの中が乾きにくいため、裏返しにしてポケットが表に出るようにして干します。
【コツ3】上着を干すハンガーは厚みのあるものを
ワイヤーハンガーなど厚みのないハンガーで干すと、上着の前面と背面がくっついて湿気が逃げにくくなります。できれば厚みのあるハンガーを使いましょう。
【コツ4】厚手の乾きにくい洗濯物は2度脱水

薄手のものは脱水しすぎるとシワになりやすいので、乾きにくそうな厚手のもの(オシャレ着でないもの)だけ、もう一度脱水にかけるというワザも。その際、乾いたバスタオルを一緒に入れて脱水すると、より水分が絞れるようになります。
