おむつポットとは?
はじめての育児であれば、「おむつポットの必要性や、普通のゴミ箱との違いがよく分からない」という人は多いことでしょう。
まずは、おむつポットの特徴を解説します。

使用済みおむつを捨てるゴミ箱
「おむつポット」は、使い終わった紙おむつをフィルムやビニール袋で密閉することで、臭いを気にせずに捨てられるゴミ箱です。
一般的なゴミ箱では、使用済みのおむつの臭いが漏れてしまったり、それを防ごうとビニール袋に入れたりなど、手間がかかってしまうことがあるでしょう。
しかし、おむつポットを利用することで、使用済みの紙おむつの処理が素早くできれば、ママの育児負担の軽減につながります。
さらに気になる臭いも防げるため、リビングや寝室に置きっぱなしでも安心して使えるアイテムなのです。
カートリッジあり、なしタイプがある
おむつポットには、「カートリッジ式」と「カートリッジ不要」の2種類があります。
カートリッジ式のおむつポットでは、おむつを1個ずつ防臭加工されたフィルムに包んで処理します。このため臭いが漏れることはほとんどなく、倒してもおむつがこぼれないため衛生的です。
ただし、専用のカートリッジがないと防臭効果が得られないため、コストがかかる点がデメリットです。
一方、カートリッジ不要タイプは、家庭用のゴミ袋などをセットして使います。赤ちゃんがおむつを卒業した後も、普通のゴミ箱として使えるため経済的です。
ただし、一般的なゴミ袋には消臭効果がないため、臭いが気になる場合は、消臭剤を併用するなどの対策が必要です。
おむつポットが必要な理由
赤ちゃんが紙おむつを使う期間は、長くても3年程度です。また、成長するにしたがっておむつ交換の頻度は少なくなります。
使用期間が限られているのに、わざわざおむつポットを購入する必要はあるのでしょうか?
おむつポットが必要な理由を詳しく見ていきましょう。

イヤな悪臭を防ぎ衛生面も安心
使用済みの紙おむつを普通のゴミ箱に捨てるのは、衛生的におすすめできません。
たとえ、ビニール袋に入れて口をしっかり縛ったとしても、時間が経つと悪臭が漏れてきてしまいます。
特に暑い季節は臭いがひどく、コバエが発生することもあるため、紙おむつの処理には注意が必要です。
その点、密閉度の高いおむつポットなら、ゴミの収集日まで臭いを気にせず、衛生的に使用済みおむつを保管しておけます。
おむつを捨てるのがラク
おむつを交換した後は、できるだけ他のものに触らずに、速やかに処理したいものです。
しかし普通のゴミ箱では、使用済みのおむつをビニールに入れて口を縛り、庭やベランダまで捨てに行くなど、非常に手間がかかります。
その点、おむつポットには、おむつをラクに捨てられる機能が満載です。フタの開閉もカートリッジ操作もすべて片手でできるなど、赤ちゃんを抱っこしたままでも捨てやすいように作られています。
おむつをラクに処理できるおむつポットは、赤ちゃんのお世話が大変な時期には欠かせないアイテムといえるでしょう。
