おむつポット選びのポイント

おむつポットにも大きさや価格、デザインによって様々な商品があります。家の広さや間取りなど、それぞれの家庭の状況に合わせて選びましょう。
おむつポットを選ぶときに、おさえておきたいポイントを紹介します。
臭い漏れ対策がされているか
おむつポットを使う最大の理由は「おむつの臭い対策」にあるといえます。どんなに機能的な商品でも、臭いが漏れてしまうようでは意味がありません。
おむつポットは基本的に、臭いが漏れないように設計されています。しかし、カートリッジの有無や、フタの密閉度によって臭いの漏れ方には差があります。
「わずかな臭いでも気になる」という人は、消臭対策や臭い漏れ対策がどの程度されているのかをしっかりと確かめましょう。
機能やデザインがマッチしているか
おむつポットはリビングや寝室など室内に置くことが多いため、デザインがインテリアに合っているかどうかも大切なポイントです。
おむつを卒業してからも長く使用することを考えれば、ベビー用品というより、おしゃれなゴミ箱を探す感覚で選ぶとよいでしょう。
また、フタの開閉方法やおむつの捨て方、カートリッジやビニール袋を交換しやすいかどうかといった機能面もチェックしておくことも大切です。
容量やサイズはスタイルに合ったものを
消臭機能を備えたおむつポットは、意外に場所を取るため、狭い部屋に置く場合はサイズにも注意が必要です。
ただし小さ過ぎるとすぐにいっぱいになってしまい、ゴミ収集日までもたないこともあります。
ゴミ収集日が週に2回であれば、最低でも3~4日分はためておけるサイズがおすすめです。
置く場所が広く、大きさを気にしないのであれば、もっと大容量の商品を検討してもよいでしょう。
人気のおむつポットを紹介
最後に、機能やデザインが人気のおすすめおむつポットを紹介します。

アップリカ ニオイポイ
アップリカの「ニオイポイ」は、消臭・抗菌・防臭効果に優れたカートリッジ式のおむつポットです。
カートリッジフィルムには、強力な消臭・抗菌成分「ケスクリーンα」を配合し、臭いのもとを分解します。さらにフィルムを3層にすることで臭いを閉じ込め、外に漏らしません。
フタは指先ひとつで開くワンタッチ式で、片手でおむつを押し込むだけで、ラクに捨てられます。
本体がいっぱいになったときは、付属のカッターでフィルムをカットし、先端を結べば、普通のゴミ袋と同じように集積所に出せます。
おむつの処理もゴミ出しもカンタンな、使いやすい商品です。
ピジョン ステール
ピジョンの「ステール」は、市販のゴミ袋を使うタイプのおむつポットです。
20~30L用のゴミ袋をセットするだけなので、カートリッジ代がかかりません。ベビー用品には見えないシンプルなデザインで、おむつ卒業後もゴミ箱として長く使えます。
操作方法は、フタのくぼみにおむつをのせて、ハンドルを回すだけとカンタンです。フタとゴミ袋がくっついた状態で取り出せるようになっており、ゴミ袋交換のときも臭いが漏れません。
Sサイズの紙おむつなら25枚ほどためておける、ほどよい大きさです。
Diaper Champ おむつ処理容器 くるっとポン
こちらも市販のゴミ袋をセットするタイプのおむつポットです。レギュラーとミディアムの2種類のサイズがあります。
レギュラーは容量20L(Sサイズの紙おむつ約30枚分)、ミディアムは容量45L(Sサイズの紙おむつ約70枚分)です。
ミディアムサイズはゴミの回収頻度が少ない地域に住んでいる人や、赤ちゃんが2人以上いる家庭にもおすすめです。
容量が大きいと内部に汚れが付くのが心配ですが、本体は分解して水洗いできるので、いつも清潔に使えます。
おむつを卒業した後も生ゴミ入れなどに転用でき、経済的です。
