子育ての大変さを軽減する方法

ここからは、子どもと笑顔で過ごせるためのコツをピックアップしていきます。
現在、「子育てがつらい」と感じる人は、明るい気持ちで子育てを続けていけるように、次の方法を試してみましょう。
手抜きOK!育児や家事に完璧をめざさない
「子育ても家事も、100点満点をめざさなくては!」と思う必要はありません。行き過ぎた完璧主義は自分の心を余計につらくしてしまいます。
たまにはレトルトやスーパーのお惣菜を食卓に出してもよいですし、掃除も毎日しなくてもOKです。とにかく、あなたの心と体が「楽」であることを最優先しましょう。
また、自動掃除機・乾燥機能付き洗濯機・食洗器といった家電を駆使するのもありです。
1人で過ごす時間を作る
子育てに疲れたら、1人きりになる時間を作るのがおすすめです。夫・両親・親戚に相談して子どもを預かってもらい、自由な時間を確保しましょう。
頼れる人が周りにいない場合は、保育園の「一時預かり」を利用してみるのもひとつの方法です。
子どもを預けて、1人でおしゃれなカフェに行ったり、ちょっと高級なランチを食べたり、気ままにショッピングしたりすれば、気持ちもスッキリしてきます。
気分転換ができれば、「また頑張ろう!」という活力も湧いてくるでしょう。
専門家に相談してみる
「どうしても子育ての大変さが軽減されない」「育児ノイローゼで心も体もボロボロ」という場合は、専門家に相談してみましょう。
日本各地に、子育てに関する相談ができる電話相談窓口が設置されています。なかには24時間対応してくれる窓口もあるので、子どもが寝静まった夜に電話をかけることも可能です。
さらに、各自治体では「子育て支援センター」という施設も設置されています。ほかの親子との交流もできるイベントも開催していますし、職員による育児相談も受け付けています。
「誰かと会って話したい」という人はぜひ利用してみましょう。
「24時間(じかん)子供(こども)SOSダイヤル」について:文部科学省
まとめ
たとえ今、子育てが負担に感じていても、いつかは「いい思い出」に変わるものです。
それまでは、家族や専門家の力を借りつつ、休息と適度な「手抜き」をはさんで、笑顔で子育てができるよう気楽に過ごしてきましょう。
