空気清浄機を選ぶ3つのポイント
空気清浄機を選ぶときには、どんな点に注目して選べばよいのでしょうか?購入前にチェックしておきたい3つのポイントを紹介します。

適用畳数をチェック
空気清浄機は、部屋の広さに合わせて選びましょう。
仕様には、「30分間で空気をきれいにできる範囲」を表した「適用畳数」という項目があるため、それによって対応している広さを判断できます。
つまり適用畳数が12畳の空気清浄機の場合、30分あれば12畳の範囲の空気をきれいにするパワーがあることを意味します。
そのため、選ぶ際は部屋の大きさにぴったりでなくてもOKです。設置する部屋の畳数以上に対応したモデルを選びましょう。
センサー機能があるものを選ぶ
空気が汚れているかどうかは目で見るだけではわからないため、センサー機能が搭載された製品を選ぶのがおすすめです。
ニオイセンサーやハウスダストセンサーなどが空気の汚れを感知し、自動運転してくれます。
汚れを感知するとランプが点灯し、空気がきれいになると消えるなど、自分の目で効果を実感できるのもポイントです。
また、スマホと連動して空気の状態を表示できる製品や、人の動きによってほこりが舞い上がることを感知して運転する製品など、センサーを利用した様々な機能が搭載されています。
どこに設置するかを考え、必要なセンサーが搭載されているモデルを選びましょう。
加湿・除湿機能やフィルター性能で選ぶ
空気清浄機には、空気をきれいにするだけでなく、そのほかの機能が付加されている製品があります。
組み合わせとしてよく見られるのが、加湿・除湿の機能です。冬場など乾燥しやすい時期の加湿や、梅雨時期の除湿などにも使いたい場合は、これらの機能をチェックしてみましょう。
また、フィルター性能も重要なポイントです。
空気清浄機は汚れた空気を吸い込み、フィルターで汚れを除去した上で、きれいな空気を部屋に戻します。空気清浄機では、集じんフィルターや脱臭フィルダーなど、いくつかのフィルターを組み合わせるのが一般的です。
PM2.5などの細かい粒子を逃さないようにするには、「HEPAフィルター」など、高性能のフィルターを使用した空気清浄機を選びましょう
空気清浄機のおすすめメーカー
空気清浄機は数多くのメーカーから発売されています。そのなかでもおすすめのメーカー3つを紹介します。

花粉や臭いを消して快適に ダイキン
「ダイキン」は、プラズマ放電の一種である「ストリーマ技術」が特徴のメーカーです。
吸い込んだ花粉や臭いを分解するストリーマと、機器周辺の臭いなどを抑制する「アクティブプラズマイオン」の効果で空気をきれいにしてくれます。
ハイグレードモデルではスマホ連携・ダイキンルームエアコンとの連動・スマートスピーカー対応などもでき、便利です。
アプリで空気を管理 パナソニック
「パナソニック」では、ハイグレードモデルと連携できるスマホアプリ『ミルエア』が提供されており、部屋の空気の状況が細かくわかります。
臭い・ハウスダスト・PM2.5などについて、種類ごとに割合がグラフ化され、1時間ごとの変化まで把握できるのが特徴です。
また、お手入れが必要なパーツや交換時期もアプリでお知らせしてくれるため、交換忘れなどが防げます。
13種類の花粉を無力化する「ナノイーX」や、4種類の花粉を抑制する「ナノイー」が搭載されたモデルなど、ラインアップも多彩です。
静電気除去やフェイスケアも シャープ
「シャープ」は、様々な製品に搭載されている「プラズマクラスター」が特徴のメーカーです。
除菌やウイルスの作用を抑制する効果だけでなく、消臭・静電気抑制などにも効果を発揮します。
プラズマクラスターNEXT・プラズマクラスター25000搭載モデルでは、お肌を保湿する効果があるのもポイントです。
また、クラウドサービスに接続することで、AIが空気の変化や生活パターンを分析してくれるアプリ『COCORO AIR』を用いれば、最適な運転をしてくれます。
