赤ちゃんの一人遊びはいつから?月齢別の遊び方の特徴や注意点

赤ちゃんの一人遊びはいつから?月齢別の遊び方の特徴や注意点

一人遊びをしてくれない、どうしたらいい?

「子どもが一人遊びをしてくれない」と不安に思うママは少なくありません。ママと離れるのを嫌がり、一人遊びをしてくれない赤ちゃんにはどう対処すればよいのでしょうか?

時間を決めて習慣化させる

ママと過ごす時間が当たり前になっている赤ちゃんのなかには一人遊びが苦手な子もいます。

1歳を過ぎてもなかなか1人で遊べないときは、日々の生活に「一人遊びをする時間」を組み込み、それを習慣化させてしまいましょう。

最初は5分・10分の短い時間でもかまいません。食事やお昼寝の時間が決まっているのと同様に「食後の30分は、子どもの邪魔をせずにそっと見守る」という時間を設けます。

生活のリズムが整ってくるにつれ「今は一人遊びの時間だ」と子どもはスムーズに受け入れるようになるでしょう。

邪魔をせずに見守っていると、子どもは自分自身で興味のある遊びを見つけていくものです。

興味や成長に合ったおもちゃを与える

赤ちゃんにも性格や個性があり、好む遊びも千差万別です。ママやパパが手助けをして、一人遊びのバリエーションを増やしてあげましょう。

1個だけでなく、様々な種類のおもちゃを用意してあげれば、赤ちゃんは興味のある物に自ら手を伸ばすようになります。

小さな子どもは鮮やかな色の物や音が出る物など「五感を刺激するおもちゃ」に惹かれる傾向があります。

生後10カ月からは、パズル・ブロック・知育玩具・お絵描き道具など、両手を使って遊べる複雑な物がよいでしょう。成長に合わせたおもちゃを与えると子どもは一人遊びに、より没頭するようになります。

一人遊びをさせるときの注意点

一人遊びをさせるときは赤ちゃんの安全を第一に考えましょう。赤ちゃんの世界を邪魔せず、そっと見守る姿勢が大切です。

邪魔をせず、やさしく見守る

一人遊びは赤ちゃんの内面世界を広げるための貴重な時間です。

好きなことに没頭しているとき、赤ちゃんは非常に高い集中力を発揮しており「これをやったらどうなるだろう」と試行錯誤しながら遊びを研究しています。

「あれをやりなさい」「これをやってみたら」と口出ししたくなるかもしれませんが、周囲に危険がない限りはそっと見守ってあげましょう。

おもちゃを購入したら、最初だけ使い方を教え、あとは自由にさせるのがベターです。子どもの世界を尊重すると、思考力や想像力がどんどん培われていきます。

赤ちゃんから目を離さない

「一人遊びをしていると手がかからなくて楽」というママも多いですが、目を離すことで思わぬ危険に巻き込まれてしまうこともあります。

ハイハイやつかまり立ちができる月齢になると、ベランダ・階段・お風呂・台所など危険が多い場所にも行きたがるでしょう。日頃から「お風呂には水を張らない」「危険な場所には柵を設置する」などの配慮が必要です。

物を口に入れたがる赤ちゃんは、小さなおもちゃを誤飲したり、鋭利な物で口を傷付けたりしてしまうケースが少なくありません。

タバコの吸い殻を誤飲する事例もあるため、一人遊びのときは危険物を遠ざけ、目を離さないようにしましょう。