鉛筆削りのおすすめ6選。電動・手動・携帯タイプに分けて紹介

鉛筆削りのおすすめ6選。電動・手動・携帯タイプに分けて紹介

鉛筆削りは、電動・手動・携帯の3つのタイプがあり、それぞれにメリットやデメリットがあります。購入時は使用できる鉛筆の種類や太さを確認しましょう。削りすぎを防止する機能や芯先調整機能など、チェックしたいポイントも紹介します。

鉛筆削りの種類と特徴

多くの文房具メーカーから様々な鉛筆削りが出ていますが、大きく分けると電動・手動・携帯の3つのタイプがあります。いつ・どんなふうに使うかをイメージしながら選びましょう。

簡単に素早く削れる 電動タイプ

挿入口に差し込むだけで自動的に鉛筆を削ってくれる「電動タイプ」は、色鉛筆を削るときや大勢が鉛筆削りを使用する場面で活躍します。

スピーディーな上に、手動タイプのように手首の力を必要としないため、小さな子どもでも楽に扱えるでしょう。

デメリットは、削られすぎて鉛筆が短くなるのが早いことです。機械音が大きく響くため、深夜は使いにくいかもしれません。

なお、電動タイプには「コンセント式」と「乾電池式」の2種類があります。

コンセント式は電源の付近に設置場所が限られますが、ハイパワーで電池交換の手間がかかりません。乾電池式はコードがないぶん、空間がすっきりして見えるのがメリットです。

丈夫で長持ちする 手動タイプ

「手動タイプ」は、挿入口のつまみで鉛筆を固定し、ハンドルを回して削ります。電源や乾電池が不要で、部屋のどこに置いても使えるのがメリットです。

構造がシンプルなぶん耐久性が高く、一度購入したら何年も使えます。削るのに多少時間がかかりますが、芯の削り具合が自分好みに調節できるのもよい点でしょう。

デザインは、安定感と適度な重量がある物を選びましょう。軽くて小さな物は削っている最中に倒れやすく、力加減が難しいです。

また、日本製の削り刃を採用している物は切れ味がよく、力を入れなくても楽に削れます。

持ち運びに便利 携帯タイプ

「携帯タイプ」は軽量かつコンパクトで、ペンケースやポーチに入れて持ち運べるのが特徴です。

削りカスが出るため、一度にたくさんの鉛筆を削るのには適していませんが、学校や外出先で「芯が折れてしまった」というときに役立つでしょう。

音も静かで、授業中や仕事中に削っても周囲に迷惑をかけません。

鉛筆の芯の削り具合が微調整できるのもメリットです。なかには「太め」と「細め」の2段階で削れるタイプや、プラスチック色鉛筆などの太めの芯に適した物もあります。

携帯タイプは、ダストボックスが付いている物と付いていない物があります。利便性の高さを重視するなら、ゴミが出ないダストボックス付きがおすすめです。

鉛筆削り選びのポイントは?

鉛筆削りを選ぶ際は、使用する鉛筆の種類に合わせるのが基本です。小さな子どもが使用する際は、安全性も考慮しましょう。

使用する鉛筆の種類に合わせる

鉛筆とひとくちにいっても、軸の形や太さは様々です。鉛筆削りにも個性があり、挿入しにくい鉛筆の太さや削りにくい形があります。

鉛筆削りを選ぶときは、普段使用する鉛筆の種類に合った物を選びましょう。鉛筆軸は「六角形」や「丸形」が主流で、太さはJIS規格で最大径8mm以下と定められています。

これらはほとんどの鉛筆削りが使えますが、子ども用に開発された三角形の鉛筆や太めの色鉛筆は対応できる鉛筆削りが限られています。

軸が短い物は、電動タイプよりも手動式の方が削りやすいでしょう。

安全性と機能性もチェック

子どもが電動タイプを使うと、削りすぎて鉛筆が短くなってしまうケースがあります。「無駄削りストップ機能」が付いた物は、先が鋭利になると自動で止まるため、削りすぎによる鉛筆の消耗が防げるでしょう。

「芯先調整機能」があると、小学校低学年は折れにくい太めの芯先、高学年は細めの芯先といった具合に、年齢に合わせて調節ができます。

小さな子どもが使う場合は、安全性のチェックも欠かせません。

連続削りによるオーバーヒートを防止する機能や、ダストボックスを外した際にモーターが止まる「オートストップ機能」があると安心です。

手動式の場合は、刃が露出しておらず、かつつまみに指を挟みにくい構造の物を選びましょう。