子連れ生活を少しでも快適にするために

子連れでの生活をストレスなく楽しむには、社会のルールを守るのはもちろんのこと、自分から周囲に気を配る姿勢が大切です。特に意識しておきたいポイントをチェックしていきましょう。
周囲への配慮が大切
社会に対し、「子連れを嫌わないでほしい」「温かく見守ってほしい」という気持ちがあるのなら、まずはママ自身が「子ども嫌いな人もいる」ことをしっかり理解することが大切です。
自分にとってはかわいい我が子でも、所構わず大声をあげたり走り回ったりしていれば、不快に思う人が出てくるのも無理はありません。
また、一部ではあるものの、ママのなかには子連れを免罪符に様々なマナー違反を繰り返す人も存在します。周囲に理解を求めるなら、まずは自身が日頃から誰に見られても恥ずかしくない振る舞いを心がけることが重要です。
特に公共交通機関では注意をはらう
公共交通機関は、特に子連れにまつわるトラブルが目立つ場です。子連れで快適に利用するのなら、普段以上に注意深く振る舞いましょう。
お礼やお詫びはしっかりと言う・子どもにも最低限のルールは守らせるなどの配慮ができていれば、子連れであるというだけで白い目で見られたり、理不尽な目に遭ったりといった機会はグッと減るはずです。
安心して公共交通機関を利用するためにも、細やかな配慮を忘れないよう心がけましょう。
子連れにやさしいサービスを活用しよう
世の中には、子連れでも安心して利用できるように考案されたサービスが多数存在しています。
子ども向けの内装が施された電車の車両をはじめ、キッズスペースや小さな子どもの食事に必要なアイテムを揃えた飲食店など、「子連れ歓迎」「子連れOK」をうたう施設も年々増加傾向です。
こうした施設を上手に利用することで、必要以上に周囲の目を気にすることなく母子ともにリラックスした時間が過ごせるでしょう。
ただし、「子連れ歓迎」「子連れOK」という表示は、子連れだから何をしてもよいという意味ではありません。利用者がマナーを守って利用することで、より一層子連れに嬉しいサービスが増えていくでしょう。
まとめ
「人に迷惑をかけてはいけない」という意識の強い日本は、子ども嫌いが多く、子育てのしにくい国だと考えている人も多いでしょう。
子ども嫌いの人が実際に嫌っているのは、子どもの振る舞いそのものよりもそれを放置している親ということが少なくありません。
快適に子連れでの生活を楽しみたいと願うのであれば、まずは親である自分自身が周囲に恥じない振る舞いをするよう心がけることが大切です。最低限のルールやマナーを守りつつ、今しかない子どもとの時間を楽しみましょう。
