ダッチオーブンのおすすめ6選。コンロやIHで使えるアイテムも

ダッチオーブンのおすすめ6選。コンロやIHで使えるアイテムも

ダッチオーブンは、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンで人気の調理器具です。1台持っていれば料理のレパートリーが増え、レジャーをより楽しめるでしょう。ダッチオーブンの特徴や選び方、おすすめの商品を紹介します。

ダッチオーブンとはどんなもの?

キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンでは、ダッチオーブンで調理をしている様子をよく見かけることでしょう。

「なぜ、ダッチオーブンはキャンプで人気なの?」「家のキッチンでも使えるの?」そのような疑問を持っている人も多いのではないでしょうか。

はじめにダッチオーブンの特徴と使い方について解説します。

1台で何役もこなす万能鍋

ダッチオーブンは、西部開拓時代のアメリカで使われていたフタ付きの金属鍋です。

普通の鍋と同じく、焼き物や煮物、揚げ物ができるのはもちろん、フタを裏返せばフライパンの代わりとしても使えます。

さらに、フタの上に炭火を乗せることで上下から加熱できるため、ピザやローストチキンなどのオーブン料理も作れます。密閉性・保温性が高く、料理が冷めにくいのも特徴です。

1台で何役もこなすことから「万能鍋」とも呼ばれており、キャンプなど屋外での調理に活用されています。

家庭用コンロやIHで使えるものも

ダッチオーブンの魅力は、屋外だけでなく家庭内で使える点にもあります。

家庭用のガスコンロやIHクッキングヒーターで使えるものを選べば、キャンプに行く頻度が少なくても、無駄になる心配がありません。

オーブンに対応したものであれば、オーブンに入れることで、フタに炭をのせたときと同じような調理が可能です。

ただし、サイズの大きなものは、家庭用コンロ・オーブンでは使えません。アウトドア・インドア両方で使いたいなら、10インチ以下のサイズを選びましょう。

ダッチオーブンの選び方

ひと口にダッチオーブンといっても、様々な種類が存在します。選ぶときは素材とサイズに注目するのがポイントです。

それぞれについて、詳しく見ていきましょう。

素材で選ぶ

ダッチオーブンの素材には「鋳鉄(ちゅうてつ)」「黒皮鉄板(くろかわてっぱん)」「ステンレス」などの金属が使われています。

鋳鉄は他の素材に比べて、蓄熱性・保温性が高いという特徴があります。使い込むほどに味わいが増して愛着も湧くので、本格的なアウトドア派に人気です。

ただし「シーズニング」と呼ばれる慣らし作業や、使用後のサビ予防が必須なため、お手入れにはとても手間がかかります。

黒皮鉄板は鋳鉄よりもサビにくく、使用後のメンテナンスもそれほど難しくありません。シーズニングは必要ですが、鋳鉄よりは扱いやすい素材といえます。

ステンレスは、シーズニングや特別なメンテナンスが不要で、普通の鍋と同じ感覚で使えます。家庭用の熱源に対応した商品が多く、アウトドア・インドア両方で使えるのがメリットです。

サイズで選ぶ

ダッチオーブンのサイズは、家族の人数や作りたいメニューを念頭に置いて決めましょう。2~3人家族なら8インチ、4人家族だと10~12インチが目安です。

主に家庭で使うのであれば、10インチを選んでおけば問題ないでしょう。

アウトドアメインで鶏を丸ごとローストするなど、豪快な料理を作りたいなら12インチ以上、6人以上の大人数で楽しむなら14インチ以上がおすすめです。

ただし、サイズが大きくなるほど重くなり、持ち運びも大変になります。水や食材を入れたときに持てるかどうかも、忘れずにチェックしましょう。