認可保育園とは?認可外保育園との違いと重要な保育料について

認可保育園とは?認可外保育園との違いと重要な保育料について

保育施設を選ぶ際のポイント

保育園にも種類があるため、結局どの保育園がいいのかわからず困ってしまいます。そこで、保育施設を選ぶときに着目したいポイントを2点紹介します。

園によって異なる教育方針

保育園ごとに教育方針や保育内容は異なります。保護者のニーズや希望するサービスを取り入れている園や、子どもの教育に特化した園などがあるので、家庭での教育方針と照らし合わせてみるのがいいでしょう。

敷地面積が狭く、園庭が確保できない保育園もあります。その場合、近くの公園に散歩がてら遊びに行くこともあれば、室内だけで保育することもあるでしょう。

また、英語やパソコンの授業を取り入れていたり、工作や音楽に特化したプログラムを展開してたりするケースもあります。

子どもは様々な体験から成長していきます。毎日をどのように過ごすことになるのか、事前に保育内容をチェックしておくことが大切です。

保育園の規模と保育時間

保育園によって乳幼児の受け入れ人数が異なり、募集人数が少ないところだと競争率が激しく入園できない可能性もあります。保育士の人数や施設の面積、設備などもバラバラなので、あらかじめ確認しておきたいポイントのひとつです。

また、保育時間も重要です。保護者の通勤時間に合っているかどうかや、万が一残業になったときにどのような対応が期待できるのかも把握しておきましょう。

保育園以外で子どもを預けるには?

子どもの預け先は保育園だけではありません。どうしても希望する条件に合う保育園が見つからない場合には、他の選択肢を選ぶのも手です。どんな保育施設が利用できるのかチェックしてみましょう。

幼稚園で預かり保育を活用

「幼稚園」は学校教育法に基づく保育施設です。児童福祉法に基づく保育園とは違い教育を受ける場となっています。しかし、保育時間前や終了後でも子どもを預かってくれる預かり保育を実施している幼稚園も増えてきました。

早朝の出勤や遅い帰宅時間でも対応してくれるため、共働き世帯やひとり親家庭からの需要が高くなっています。幼稚園ならではの教育を受けながら、保育園のようなサービスが受けられるのは嬉しいですよね。

ただし、保育園よりも親の参加が必要な行事が多かったり、平日のイベントがあったりする幼稚園もあります。仕事の都合で参加できない場合には、代わりに参加してくれる人を探す必要があるので注意が必要です。

認定こども園という選択も

幼稚園と保育園を合わせたような保育施設が「認定こども園」です。保護者の勤務状況にかかわらず入園できます。地域の特性を生かした保育施設なので、園によって特色は様々です。

幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型といったタイプがあります。希望する認定こども園がどのタイプにあたるのか調べておくといいでしょう。なかには平日の行事や親の集まりがあるケースもあるので確認が必要です。