大人もホロリ。おすすめの泣ける絵本3選

泣ける絵本のなかには、大人の心にも響く作品がたくさんあります。大人も思わずホロリとしてしまう絵本には、どんな作品があるのでしょうか?
母親の心を描く『ちいさなあなたへ』
母親であることの喜びや不安、寂しさなど、様々な感情を描いた絵本です。アメリカで発売された当初、母親からの人気を集め、児童書分野で売り上げ1位を獲得しました。
世界20言語以上に翻訳されており、日本でも累計65万部を突破するほどの人気を博しています。
母親の気持ちをシンプルな言葉でつづっており、読む人の立場によってそれぞれ違う感動が得られる本です。
愛することの幸せを教える『100万回生きたねこ』
『100万回生きたねこ』は、日本の絵本作家佐野洋子の代表作です。
王様や手品使いなど、様々な飼い主の元で愛されてきたが、飼い主を愛することがなかったねこが、白ねこに出会い、愛することの幸せを学びます。
愛することを知らず、何度となく生まれ変わってきたねこが、愛することを覚えて亡くなる姿を見て、どこか幸せな気持ちになる人も多いでしょう。
子どもと向き合う気持ちを支える『おこだでませんように』
怒られてばかりいる少年の気持ちを描いた、子どもの気持ちを考えるきっかけを与えてくれる絵本です。
親は自分に見えているものだけで、子どもを叱ってしまうことがあります。しかし、子どもには子どもなりの事情や理由があるのかもしれません。
この絵本を読めば、子どもの気持ちにしっかり向き合うことで、見えてくるものがあるのではないかと気づくことができるでしょう。
まとめ
ひと口に泣ける絵本といっても、その種類は様々です。同じ物語でも、立場が違えば受け取る感情も違うかもしれません。
子どもと一緒に泣ける絵本を読み、その感情を共有することで、コミュニケーションを取ってみてはいかがでしょうか?
