入園祝いを贈ろう。時期や予算・おすすめプレゼントをチェック

入園祝いを贈ろう。時期や予算・おすすめプレゼントをチェック

「親戚の子が春から入園するのでお祝いを贈りたい。失礼のないようにするにはどうすればいいの…?」いつ、何を、どれぐらいの予算でなど、入園祝いで悩んだときに参考にしてもらいたいマナーについて紹介します。おすすめアイテムも要チェックです。

そもそも入園祝いって?

入園祝いは、子どもが初めて幼稚園・保育園へ入園する際に贈るお祝いです。職場の同僚や、学生時代の友人の子どもが入園すると聞いて、お祝いを贈るべきか迷ったことがある人もいるでしょう。

入園祝いとはどこまでの間柄で贈るものなのか、またいつごろどんな品物を贈るべきなのでしょうか。気になる相場についてもチェックしましょう。

身内だけ?友だちにもあげる?

一般的には、祖父母やおじ・おばなどの身内だけで入園祝いを贈るケースが多いでしょう。しかし、友だち・知人の子どもでも、親しい間柄でぜひ入園を祝福したいという気持ちが強いのであれば、入園祝いを贈ってもとくに問題はありません。

身内以外の人に贈る場合は、「相手に気を遣わせたくない」「堅苦しい雰囲気なしでお祝いしたい」と思う人もいるでしょう。

そのような場合は現金や品物を贈るよりも、ランチに招待したり一緒にイベントやテーマパークに出かけたりすると、よりカジュアルなお祝いにできます。

贈るのに適した時期はいつ?

入園式より前に渡すのが普通ですが、直前だと相手も準備で忙しいため、できれば1カ月~1週間前までには届くように手配しましょう。

地域差はあるものの、一般的に入園式は4月の第1~2週ごろに行われます。3月下旬ごろに相手に届くよう手配しておけばOKです。

直接会う機会があるのなら、その際に手渡しすると目の前で喜んでいる姿が見られるかもしれません。

相場はいくらくらい?

祖父母からは5000~2万円ほど、おじ・おば・いとこなど祖父母以外の親戚からは5000円~1万円ほどが多いようです。相手がお返しを気にすることもあるため、お互いに負担になるような金額は避けましょう。

とくに友人・知人などの場合は3000円以下に抑えて、相手に気を遣わせないようにすることも大切といえます。

入園祝いののし袋はどれを選ぶ?

普段あまり祝儀袋やのし袋を使う機会がない人には、入園祝いにはどのような袋が必要かピンとこないものです。ここでは、のし袋の水引の結び方・書き方・お金の入れ方を紹介します。

親戚や会社関係の子どもに贈るときなどに知っておきたい、正しいマナーをチェックしましょう。

蝶結びが一般的

「水引」とは、祝儀袋・のし袋の飾り紐のことです。実際に紐がかかっているもの・紐の模様が印刷してあるものがあり、どこかで目にしたことがある人は多いでしょう。

水引の色・結び方にはそれぞれ意味があり、用途によって使い分けます。入園祝いは「一般的なお祝いごと」に分類され、「赤白の蝶結び」を選ぶのが基本です。

ただし、関西では「あわび結び」を使うこともあるようなので、地域の風習も確認することをおすすめします。

のし袋の書き方・お金の入れ方

水引は袋の中央に位置しますが、それより上部分を「上の段」、下の部分を「下の段」と呼びます。

上の段に書くのは、「御祝い」や「御入園御祝」「祝 御入園」などの文言が一般的です。そのほか「入園おめでとう」「ようちえんがたのしくなりますように」など、子ども向けのメッセージもよいでしょう。

下の段は贈り主の名前を書きます。名字のみ・フルネームどちらでもOKです。

お金を入れるときは、相手が利き手で紙幣を取ったときに表(肖像画の印刷面)が向くように入れます。「日本銀行券」の文字を上にするのも忘れないようにしましょう。