新米ママが直面する悩みとは

何もかもが初めての経験となる新米ママの子育てに、悩みはつきものです。何の悩みもなく育児をこなしている人は少数派だと考えられます。
ここでは、新米ママにありがちな悩みをまとめました。
初めての育児への不安
何事もスタートしたばかりのころは戸惑うことばかりのはずです。初めての育児なら不安が多くても仕方がありません。相手は言葉がしゃべれない赤ちゃんですから、慣れるまでは何を求めているのか判断できないことも多いでしょう。
出産直後の体を十分に休める機会もないまま、育児をスタートさせなければならないことは本当に大変なことです。母乳の出が悪い、赤ちゃんが泣き止まなくてイライラしてしまう、といった悩みを持つママも少なくありません。
育児の悩みを溜め込んだり、自分だけがうまくできていないと思い込んだりしないことが大切です。
自分の時間がない
子育てが始まると、これまで自分に使えていたはずの時間が、まったくなくなってしまった…と感じることは少なくありません。
何もかもが初めてで余裕がないなか、自分のやりたいことを我慢しなければならない時期が続くと、気が滅入ってしまうでしょう。
生まれたばかりの赤ちゃんは自分では何ひとつ自分のことができないため、ママに頼り切りになってしまいます。
人生を長い目で見たとき、自分の子どもが赤ちゃんでいてくれる時期は、ほんの一瞬です。この時期は二度と訪れないのだということを忘れないでいると、気持ちを切り替えやすいのではないでしょうか。
ワンオペがきつい…
周囲の協力が得られないまま育児をしなければならない環境は、新米ママを心の底から疲れさせてしまいます。
初めての育児となると、周囲にどのように助けを求めたらよいか分からない、あるいは夫や両親が全然頼りにならないと感じることもあるでしょう。
頼りたくても近くに両親が住んでいないケースや、夫の仕事が忙しく遠慮して口に出せないこともあるかもしれません。
つらいと感じたときの対処法

育児の悩みがある場合、対処法を知ることで解消できる場合があります。新米ママのつらい気持ちを和らげるためにおすすめの方法を見ていきましょう。
1人で抱え込まない
育児に限らず、悩みを1人で抱え込み過ぎてしまうことはよくありません。完璧主義な人や責任が強い人ほど、自分1人で何とかしようと頑張ってしまいがちです。
悩んでいるときは視野が狭くなり、自分1人で何とかしなければと感じてしまいますが、周囲を見回して助けてくれそうな人や相談に乗ってくれそうな人を探してみましょう。
夫や両親にとっても初めての経験である場合は特に、育児への関わり方が分からないといった状況も考えられます。助けないのではなく、助け方が分からないのかもしれません。もし、周囲にやってもらいたいことがあれば遠慮なく声をかけましょう。
家族に頼れない場合、ママ友を作って悩みを打ち明けたり、子育て支援センターを頼ったりすることもひとつの方法です。
楽をすることも必要
育児を完璧にこなさなければならないと感じて、つい頑張り過ぎてしまうことは新米ママにありがちです。
100%完璧な育児ができている人はいません。もし、そのように感じられる人がいたとしても、表に出していない部分では悩んでいるということもあります。
育児で思いつめないようにするには、すべてを完璧にこなそうとせず、楽できる部分を見つけることが大事です。
たとえば、一時預かりができる託児所を利用して気分転換の時間を作るなどの方法を取り入れることをおすすめします。育児に正解はないため、ほかの人の意見を参考にしつつ、自分なりのやり方を見つけていきましょう。
