お礼はどうやって渡せばよい?

お礼の準備をしたところで、気がかりなのは「渡すタイミング」です。里帰り出産のお礼はいつ・どこで・どのように渡せばスムーズなのか、事前に把握しておきましょう。
大切なのは、渡される側の「親が気持ちよく受け取れる状況」になるよう心掛けることです。
お世話になる初日に渡す
里帰り出産のお礼は、お世話になる初日に渡す人が多く見られます。
「今日からよろしくお願いします」という意味を込めるため、お互いが滞在中気持ちよく過ごせるようになるでしょう。
ただし、これも決まったルールがあるわけではありません。
初日にいきなり里帰り出産のお礼を渡されることで親が緊張しそうに思われる場合や、形式ばったことが苦手な家庭は、出産して多少落ち着いてから、実家を出るまでの間にそっと渡すのも手です。
ほか、こうしたお礼ごとが照れくさい人やサプライズ的な渡し方を希望する人は、「実家を出るときに感謝の手紙とともにテーブルに置いておく」という方法を選ぶ人もいます。
形にとらわれず、親との関係性や自分たちの性格に合わせて渡し方を選びましょう。
妻?夫?実家別の渡し方
妻の実家での里帰り出産であれば、できれば夫から里帰り出産のお礼を渡してもらいましょう。
夫が長く滞在できない場合も、初日だけは一緒に帰省し「妻をよろしくお願いします」と一言添えて渡してもらうと、親からもきちんとした印象を持たれます。
夫が一緒に帰省できず自分が渡す場合も「夫からです」といって渡し、あとで夫には電話でフォローしてもらうという形をとりましょう。
妻の実家が遠方で、夫の実家で里帰り出産する場合も、お礼を渡すのは夫からがベストです。夫婦一緒に実家に行き、2人でお世話になることの感謝を伝えましょう。
まとめ
里帰り出産は実家からのフォローを受けられて頼もしい反面、どうしても親に負担を掛けることになります。
助けてもらうことへの感謝の形として、里帰りのお礼を用意するのがおすすめです。
金額の相場やマナーなど、社会人としての礼儀は守りつつも、重視するのは渡される側の親の気持ちです。
きちんとお礼を渡し、お互いに気持ちよく里帰り出産の期間を過ごしましょう。
