ソールの汚れは洗わず簡単に落とせる

ソール部分は汚れやすい部分ですが、同時に簡単に汚れを落とせる部分でもあります。洗剤やバケツなど大掛かりな準備をして洗う必要はないため、気づいたときにマメに汚れを落としましょう。ソール汚れを落とす簡単な方法を紹介します。
消しゴム、メラミンスポンジを使う
汚れの付いた部分を「消しゴム」でこすれば、付いたばかりの軽い汚れなら簡単に落とせます。一般的な文房具の消しゴムのほか、「靴専用の消しゴム」も売られており便利です。
「メラミンスポンジ」も消しゴムと同様に、汚れた部分にこすり付けて使いましょう。水を含ませたメラミンスポンジはやわらかく、ソールの表面を傷つけません。凸凹部分にも入り込み、汚れをかき出してくれます。
ただし、メラミンスポンジは「研磨剤」を含んでいるため、ラバーがデザイン入りのものは色落ちの可能性に注意しましょう。
歯ブラシと歯磨き粉を使う
「歯ブラシ」と「歯磨き粉」を使った洗い方もあります。歯磨き粉には「研磨剤」が入っているため、細かい部分の汚れもしっかり落としてくれるのです。
まずは使い古していらなくなった歯ブラシと水だけを使い、大まかな汚れを取りましょう。その後、水で濡らした布で汚れと水分をふき取ったら、歯磨き粉を付けて頑固な汚れ部分をこすります。最後に濡らした布で、歯磨き粉を拭えば完了です。
アルコールスプレーを使う
除菌や消毒に使われる「アルコールスプレー」は、ソールに付いた油汚れを落とします。ティッシュや布にアルコールスプレーを染み込ませ、汚れの部分をふき取りましょう。
より強力に汚れを落としたい場合は原液を利用すると効果的ですが、無水エタノールと水を1:1で薄めたものでもOKです。
アルコールを扱う際は、手袋の使用をおすすめします。また、アルコールは引火しやすいため火の気のある場所では使わないようにしましょう。
スニーカーの白さを長く保つ方法

スニーカーが汚れてから洗うより、最初から汚れが付きにくいように予防しておいた方がスニーカーの白さは長く保てます。具体的に三つの予防方法をあげました。自分の持っているスニーカーにあったものを選んで試してみましょう。
防水スプレーをかける
スニーカーを購入したら、すぐに「防水スプレー」をかけることをおすすめします。生地の表面をコーティングすることで、水だけでなく油性の汚れも弾くようになり一石二鳥です。
雨の日に限らず、気づいたときにこまめにスプレーするとよいでしょう。スニーカーを洗って乾かした後、最後の仕上げにスプレーする習慣をつければ忘れずに済みますよ。
パウダーをはたく
赤ちゃんの肌に使うベビーパウダーも、白いスニーカーの汚れ防止に効果的です。生地のすき間を埋めるようにベビーパウダーをはたいておけば、ベビーパウダーの粒子がすき間にフィットして細かい汚れが入り込みません。
玄関に白スニーカー専用で使うベビーパウダーを置いておき、外出前にはたくようにしてはいかがでしょうか?
ロウソクを塗る
ロウソクをスニーカーの表面に塗り付けてドライヤーの熱風を当てれば、スニーカーの表面がコーティングされたようになります。防水・防汚ができるため、防水スプレーが手元にないときにおすすめです。
ただし、スニーカーに使われている素材によっては避けた方がよいものもあるため注意しましょう。革製品は、素材を傷めないようにするためにも、避けるのが賢明です。
