赤ちゃんを笑わせるコツ

赤ちゃんはまだ言葉を話せないため、何が好きなのか探りながら触れ合いましょう。笑いのツボは人それぞれですが、多くの子どもがよい反応を示してくれるアクションを紹介します。
優しく体をくすぐる
大人でも体を優しく触られると、くすぐったくて思わず笑ってしまいます。この方法は赤ちゃんにも有効です。首元や脇の下、ひざ裏など敏感な部位を優しくくすぐってあげると、声を出して笑ってくれるかもしれません。
このときただ触るだけでなく「こちょこちょ〜」と声出しをしながら、笑顔でしてあげるとより効果的です。くすぐり遊びはスキンシップも同時にできるので、心の安定にもつながります。
ふぅっと息を吹きかける
くすぐり遊びと共通していますが、ふぅっと息を吹きかけてあげるとくすぐったさを感じて笑ってくれることがあります。
赤ちゃんの顔や首元にふわっとした風を送ってみましょう。これだけで爆笑を誘えないかもしれませんが、思わずきゃっと声を出して笑う姿が見られそうです。
定番のいないいないばぁ
日本だけでなく世界中で赤ちゃんをあやし続けている「いないいないばぁ」は笑顔を引き出すのに有効な方法です。
いなくなったと思った大好きなママやパパの顔がぱっと現れると、赤ちゃんは驚きとともに笑ってしまいます。
「いないいない」で顔が隠れる→「ばぁ」で顔が現れるという変化を見ることで、脳の発達にも効果的といわれています。情緒面でも発達面でも一石二鳥の遊びです。
変化をつけたり、リズミカルに声がけをしたりするとマンネリが防げて、赤ちゃんの笑顔をたくさん見られるかもしれませんね。
首が据わってからのたかいたかい
「たかいたかーい」とふわっと持ち上げられて視界が変わることで、赤ちゃんが笑うかもしれません。いつも見ている床に近い世界から、見たことのない高い世界を見られるのが新鮮に感じるのでしょう。
昔からなじみのあるあやし方なので高確率で笑ってくれそうですが、「揺さぶられっ子症候群」の原因にもなり得るので、注意して行うようにしましょう。首が据わらないうちはやらないようにします。
親の笑顔もとても大切なポイント

職人の世界などでは「見て学ぶ」ことがありますが、言葉が通じない赤ちゃんも身近な人を見て色々学んでいます。表情の出し方も親の働きかけ次第で変わってくるようです。よく笑う子になるため秘訣を見てみましょう。
たくさん笑いかけてあげる
「よく笑う子に育つためには、親がたくさん笑いかけてあげることが大切」といわれることが多いです。
赤ちゃんは自分で見たことを脳内にインプットし、真似をしながら成長していきます。親がいつもニコニコして楽しく話しかけてあげれば、笑顔を見せてくれるようになるでしょう。
ただ笑わせるだけでなく赤ちゃんから笑顔を向けてくれたら、それにすかさず反応して笑い返してあげることも大切です。
その反応がうれしいと感じた赤ちゃんは、どんどん笑った顔を周囲に見せるようになります。親の働きかけから、笑顔の連鎖が生まれていくのです。
